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むすびサロン 参加メンバーの会社訪問記(2. 株式会社東平商会様)

2018.12.27

2018年9月から11月にかけて計4回に渡り開催した
三島市で働く女性のスキルアップを図るセミナー「むすびサロン」

◆むすびサロン 公式Facebookページ
https://www.facebook.com/musubisalon/

◆むすびサロン 三島市役所特設ページ
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn037868.html

むすびサロンFacebookページで連載中の
「むすびサロン参加メンバーの会社訪問記」第2回目のご紹介です。

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2.株式会社東平商会

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本社:長泉町下土狩(三島駅北口近く)
事業内容:食品卸売、産業資材販売、土木工事施工、工場作業請負
いちおし販売商品:ギュッとまるごと人参ジュース(箱根西麓三島にんじん100%)

◆公式サイト:http://www.tohey.co.jp/
◆Facebookページ:https://www.facebook.com/toheitrading/

むすびサロンメンバーである
事務部 総務課 係長の長谷部純子さんと
産業資材部 企画営業課の吾妻わか菜さん、
そして代表取締役の山本雅弘さんにお話を伺いました。

●2人をはじめ、これからますます女性に活躍してほしい(山本社長)

長谷部は管理職として、吾妻は営業として初めての女性なので、
2人には先頭を切って活躍してほしいと思っています。

長谷部はいつも社員の働きやすさに気を配りながら業務に励んでいます。
社内の問題について率直な意見を出してくれるのがありがたいです。

営業として活躍する吾妻ですが、ウェブ上の販売担当になったら、
以前よりウェブの売り上げが伸びました。
高齢者からの電話による問い合わせやお客様のコメントに丁寧に応じるなど、
細やかな顧客対応が喜ばれているのだと思います。

弊社の主な事業が男性主体の食品のルートセールスや、
フォークリフト作業、土木作業等なので、
どうしても現在は事務職に女性が集中しています。

一度にすべての課題に向き合うのは難しいので、
少しずつ行動に移そうと、男女がともに活躍できるための行動計画や、
部下を育てる教育に取り組んでいます。

全社員に満足度アンケートをとり、
グループごとに対話を重ねる取り組みも始めました。
女性管理職を増やすことも目標に、改革を進めていきます。

●性別や部署の垣根を越えた、働く環境を整えたい(長谷部さん)

社員の給料や勤怠など総務全般の仕事をしています。
社長は温厚な方で、20年くらい働いていますが怒った様子を見たのは2回だけです。
その2回も決して声を荒げるようなものではなかったです。
席が近いこともあり、お話がしやすくて言い過ぎてしまうときも…(一同笑い)

今年の4月から改革の第一弾として時短制度が導入されました。
女性だから、男性だからという性差にとらわれず、
働きやすい職場をつくっていきたいです。

今後の課題は「部署間のギャップを埋める」ことです。
例をあげると、休みの取りやすさが部署によって全く異なる現状があります。
同じ会社の社員なので、そのような違いを無くしたいのです。
まだ糸口は見えていませんが、解決に向けて行動していきたいです。

●自分がやりたいことをできる会社です(吾妻さん)

弊社に勤めて、3年目になります。
プライベートブランド商品を開発できることに魅力を感じて入社しました。
日々、やりたいことを実践できています。

開発した資材を学校関係に納品したり、
通販サイトなどウェブ全般を担当したりしています。
納品作業は荷物が重くてたいへんですが、
ウェブの業務では力を入れた分だけ結果が出るので、
やりがいを感じています。

いつか女性の部下ができたとき、
しっかりと教育できるように試行錯誤しながら準備を重ねています。
女性初の営業職として、これからも頑張っていきます。

*取材を終えて

長谷部さんと吾妻さんの仕事に対する熱意に触れ、
社長や社員の皆さんとの豊かな関係性と風通しのよい社風を感じました。
お二人の存在は東平商会さんの希望であり、
いつか「彼女たちと働きたい」と願う女性を導いてくるのでは、
という予感がします。

「今後事業部の違いを活かしたPRをしたい」とお考えの社長は、
ユニークなアイディアを豊富にお持ちです。
公式サイトで紹介されている「産業資材部」のキャッチコピーは
「パンツのゴムからクルーザーの内装まで」。

どんな会社か気になった方は、ぜひ公式サイトをご覧くださいね。