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クックパッド小竹さんによる料理イベント「オンライン料理&ゆるりトーク」開催しました!

2020.07.06

2020年7月4日のお昼前、
ゆる~くおしゃべりしながら自宅で料理を楽しむイベント

オンライン料理&ゆるりトーク

を、wcp(日本ウーマンシェフ&パティシエ協会)の野田さんと平賀さんのご協力のもと、
ZOOMを使って開催しました!

クックパッド編集担当本部長の小竹貴子さんから
ごちそう感たっぷり キャロットラペ」のつくり方を教えていただいたり、
参加者の料理のお悩み相談に乗っていただいたりしました。

 

オンラインでつながったのは東京の小竹さん、静岡県東部の各市町、
三島市の働く女性のコミュニティ「むすびサロン」の主催者である三島市商工観光課の畠課長、
そして遠くは北海道や茨城県の寺田とご縁のある方々、約15名です。

料理の前に、先月発刊された急に料理が得意になる方法をまとめた小竹さんの料理本
「ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる」を発刊したきっかけをお話ししてくださいました。

クックパッドを利用する人を大きく2つ分けると
「料理の腕が上達した」人と
「クックパッドでレシピを見ないと料理できません」という人に分かれるそうです。

小竹さんはレシピを見た後、自分なりに応用できるできる人と
いつまでも料理が苦痛に感じる人、このギャップを解消したいと思うように。

そしてたどり着いたのが
「まず、ひとつだけルールを決めて覚えたらいいのでは?」
そしてそこから各自発展してもらえたら、というアイディアでした。

『守破離』の『守』の部分です。
難しくない丸暗記。小中学校でも覚えらます。
例えばサラダはお酢とオイルが1:1
あとはちょっとの甘味や塩味を加えるだけで味が決まりますよ」
と小竹さん。

お酢は米酢、りんご酢、バルサミコ酢、黒酢など、
オイルはごま油、クルミオイル、マカデミアナッツオイルなど
組み合わせによって和、洋、中と味のバリエーションの幅が広がります。

今使っている調味料を次々に教えてくださった小竹さん。
参加者の皆さんは興味津々で画面に見入っていました。

この日のレシピ「キャロットラペ」の調味料は

りんご酢とオリーブオイルが各大さじ1
そこにハチミツが小さじ1と塩少々が入ります。

にんじんの量は約1/2本ですが、
他の食材の場合は「お茶碗に軽く1杯」の量が目安だそうです。

その場でそれぞれ仕上げたキャロットラペを持って。

たくさんのオレンジ色がとても華やかです。
離れていても、一緒に料理をしてつくった一体感を画面から感じた瞬間でした。

イベントの最中、参加者の皆さんは
チャット機能を使って質問したり、コメントしたりと活発にコミュニケーションを図っていました。

●皆さんからの質問と回答の一部です。

・「にんじんは塩をふってしんなりさせますか?」
→「しなくて大丈夫です」

・「味が決まらないのですが」
→「オイルを少なめにするか、塩味を足す、
旨味が足りないようならトマトなど他の食材を入れてみて。
時間がおくと味が変わるので、しばらく様子を見ても」

・「これは家にあるといいよ、という調味料は」
→「塩こうじとオイスターソース。万能です」

・「昆布茶の使い途がわからない」
→「きのこパスタがおすすめ。お肉でも魚でもやさしい旨味がでる。
バターをプラスしても」

・「きゅうりが畑で大量に採れるが、どう調理したらいいのか…」
→「水分が出るので、中身をくり抜いて千切りにしては。
たくさん消費できる炒め物もおすすめ」

・「普段料理を教えていると、レシピのハードルの高さがわからなくなる」
→「『適量』がわからない人が多い。
『クリエイティブな適量』と『計らない適量』のどちらのタイプか
対象者をわけて考えてみるのもひとつ」

・「ついつい味の濃いものを食べてしまう。ヘルシーな味つけとは?」
→「バランスが大切。いろいろな種類の食材を食べるとダイエットにつながる」

(写真は当時の寺田自宅キッチンの様子)

〈その他 小竹さんからのアドバイス〉
にんじんが苦手な人は、ツナ缶やハムなど他の食材を使うのがおすすめ
ハチミツか砂糖を入れると酸味が抑えられて子ども向きに
ナンプラーをプラスするとアジア風
調味料は合わせておかずに順番に混ぜてOK
・食材を綺麗に切るには、毎日の包丁研ぎ
スーパーに売っている数回滑らせるだけで研げる簡易研ぎ器を使えばラクにできる
テンションをあげるサラダには、紫キャベツやラディッシュなど色味の鮮やかな食材を使ってみて
・ボウルではなくジップロックを使うのも有り
・裏技として、砂糖と塩が入ったすし酢とオリーブオイルを合わせるだけで味が決まる

すぐに日々の料理で実践できそうな、たくさんのアドバイスをありがとうございました!

* * *

「対面よりオンライン料理のほうがいいかも、なんて思います」と小竹さん。

参加者の皆さんからも
「初めてのオンライン料理だったけど、予想以上に楽しかった!」
「小竹さんのお話がどれもためになった」
「皆さんの料理事情が知れたのもおもしろかった」
「また参加したいです!」

と熱い感想をたくさんいただきました。

盛況のうちにあっという間に終わった第1回目のオンライン料理教室。
ぜひまた開催したいと考えています。

次回、皆さまのご参加をお待ちしています。

◆ご興味のある方、ぜひお手にとって読んでみてください
ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる
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素敵なケータリング料理を届けてくださいます。
wcp(日本ウーマンズシェフ&パティシエ協会)
https://wcp.amebaownd.com/