富士このみスタイル2019第2回【12.18／ワークショップ＆交流会】レポート
2019.12.20
2019年度 富士このみスタイル 第2回ワークショップレポート
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「鏡よ鏡・・自分を見つめたら未来の私が輝く！？」
12月18日（水）富士このみスタイル第2回ワークショップが、富士市交流プラザで開催されました。
今回のテーマは、
「私ってどんな人？どんな仕事に向いている？
アートワークで未知の自分を発見！＆お弁当付き交流会 」
お招きしたのは、
暮らしコーディネーター/空間工房LOHAS 広報デザイン 三井佳奈 さん
WEBデザイナー 関口真琴 さん
かわいいイラスト入りのシートを使いながら、過去・現在・未来の自分を見つけ出し、
心に秘めたやりたいことや、自分でも気づかなかった特性を知るための自己分析を行いました。
◆講師紹介◆
三井佳奈 さん
暮らしコーディネーター/空間工房LOHAS 広報デザイン
都内でブックデザインに携わったあと『みんなの暮らしを豊かに』をコンセプトに広報デザイン冊子
制作を行う。
モクリエギャラリースタッフ。
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三井さんの 過去と現在
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結婚後「仕事を続けたい」という想いからご主人は富士市、三井さんは新横浜という
遠距離生活を始める。
出産を機に、子育てと仕事の両立を難しく感じ「子育てに専念しよう」と富士市に移住を決めた。
この時はデザインの仕事を諦めかけていたと話す。自宅建築をきっかけに空間工房LOHASと出会う。
しなやかな情熱と心洗われるような言葉のチョイス、共感スキルを持ち合わせる三井さん。
空間工房LOHAS社長や営業担当の悩みを聞くようになり積極的にアイディアを提案。
ご縁が実りフリーでの契約後、そのおしゃれな仕事振りに会社が魅了され昨年から社員に。
＝最近の、三井さんのキモチ＝
Q 時間管理どうしてる？
仕事で新聞を作る際などガッツリ！！な気分の時は、子供の気配がないところで集中したいので、
２４時を過ぎることもある。
Q 最近嬉しかったことは？
子供をあずけてひとりで美術館に行けたこと。
関口真琴 さん
WEBデザイナー
二児の子育て、実家の農業と並行して学校、文具、金融、商社など200社以上のWEBデザインを担当。
2013年起業。
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関口さんの 過去と現在
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都内で６年間広告会社に勤務をした後、結婚・出産を機に地元にUターン。
富士市の企業とのご縁を大切にフリーランスの道へ進む。
実家のビニールハウス“アトリエnana”で栽培された多肉植物の販売や広報を担当。
ふじ応援部として街づくりにも積極的に参加。最近はキックボクシングジム、職業講話、
パン屋への取材を重ね活躍の場と人脈を広げる。
「個人では行けないような所へ行ける」「繋がりが増えて良い経験になった」と話す。
包み込む笑顔と近づきたくなる優しい声、傾聴スキルを持ち合わせる関口さん。
培った実績で多くのファンを持つ。
＝最近の、関口さんのキモチ＝
Q時間管理どうしてる？
早寝早起き！午前３時に起きて朝食までが私の仕事じかん！
Q想定外だったことは？
子供の体調が優れなく、やっと入れた保育園を休みがちになったこと。
フリーランスは自分で時間を調整したり、同じ仲間に助けを求めたりできるので乗り越えられた。
子供が小さくても働けるのが良い面。
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受講者は市街から移住した人、市内に住む人など、それぞれの人生を歩む24名の女性たちです。
子供を抱っこしながら参加した方、受付では「楽しみにして来ました」と言ってくださる方もいました。
A〜Eグループ、各4名と5名に分かれ、参加経験のある人同士は「久しぶりですね」と声を掛け合っており、
この場所が一つのコミュニティになっているようでした。
会場は終始、穏やかで温かい雰囲気に包まれていました。
初めは少し緊張も見られましたが、一人ひとりに配布されたオリジナル資料の紹介があると
『かわいいっ！』の声が湧き上がり会場が一気に鮮やかになりました。
開催にあたって、富士市企画課主幹の赤池さんは「同世代の方と学んで繋がっていただき、
自分好みの富士市ライフを見つけるきっかけになれば良い。
リラックスした雰囲気で参加していただきたい」と想いを語りました。
▷▷ワークスタート▷▷
アートワーク①
「過去のわたし」から自分の特性を確認しよう！
・「過去の私」シートに記入
・近くの人に過去の自分を説明
＊POINT＊
・過去は断片的な記憶でしかない。
・タイムスリップして書き起こすことで整理され、それが未来を後押ししたり支えることがある。
・過去を紐解くと今の自分が見えてくる
…………・・・……………
受講者たちは、テーブルの中央に置かれた色とりどりのペンを前に「何を書いたらいいんだろう」
「忘れちゃったな」と少し戸惑いながら黙々とペンを走らせていました。
書きながらお互いのシートを覗き合い「あのね・・」と恥ずかしそうにしながらも、
「聞いてもらいたい！」という様子でゆっくりと話始めました。
アートワーク②-1
「現在のわたし」はどんな気持ち？書き出してみよう！
・「現在のわたし」シートに記入
・近くの人に現在の自分の気持ちを説明
＊POINT＊
・今の立場や、しがらみからパーっと自分を解き放つ
・心の中のキーワードを見つける
・意味合い、フレーズを探す
…………・・・……………
日々の暮らしの中でゆっくり“自分”を考えるのは難しいものです。
受講者は徐々に朗らかな表情になっていきました。
学校のこと、家庭のことなど共通の話題で盛り上がり笑い声が広がるように。
積極的に質問をするようになり「その後どうなったの？」「素敵ですね！」「へーすごいなー！」
「頑張ってる！」とメンバーへの興味が深まりました。
…………・・・…………
アートワーク②-２
過去や現在の私から、自分の長所や短所を書き出してみよう
・「現在のわたし」シートに長所、短所を記入
・近くの人に、短所を長所に変換してもらおう！
＊POINT＊
・愛あるフィードバックを
・相手の言葉を言い換えたり転換してプラスに
・フィードバックは自分も成長できる
…………・・・…………
言葉を選びながら自分の過去と現在を巡り、受講者は熱く語り合いました。
中には涙も浮かべる人もおり、キーワードが出れば「なになに？」と聞き出し自然と掘り下げることが
出来ていました。各テーブルごとにも一体感が生まれ、話が尽きないほど盛り上がっていました。
ファシリテーターの寺田は「相手の話を引き出せる、寄り添える、読み解く、
傾聴することって大事なんです！
特別なスキルはなくても仕事につながる素晴らしい才能なんですよ〜。」と受講者に自信を与えました。
アートワーク③
理想の「未来のわたし」になるには？書き出してみよう！
・「未来のわたし」シートに記入
＊POINT＊
・周りを気にせずに自分が書きたいように描ければそれで良い
・正解はない
アートワーク④
理想の自分を描いて持ち歩こう！
「未来のわたし」シートで書き出したキーワードを元に、手鏡に映る未来の自分の姿を描いてみよう。
＊POINT＊
・自由に描く
・未来にたどり着いた時に自分のぞばにあるモノ、ヒト、キーワードでもイラストでも良い
ワクワクの共有は止まりません。多くの人がより華やかにより個性豊かに仕上げていました。
言葉を丁寧に綴る人、独自のイラストを描く人など、見つめた自分の過去・現在に自信を持ちながら
未来を楽しみに表現していました。
ご縁があり同じテーブルになった受講者へエールを贈り合う場面も垣間見れました。
…………・・・…………
♫午後にはお弁当を食しながらお子様も一緒に交流タイム
輝キッチンさん 〜心と身体にやさしいお弁当〜
保存料、添加物、白砂糖を一切使わない完全予約制のお弁当屋さん
メニュー
・チキンのさっぱり煮（あさぎり卵、米酢使用）
・青菜のごまあえ（小松菜、春菊 静岡産）
・ポテトサラダ（わさび菜、富士産・ミニトマト、静岡産）
・ひとくちお煮しめ（大根、富士山・ごぼう、長泉産）
・山菜おこわ&雑穀ご飯（もち麦&黒米、富士川産）
・キンカン、東京ゴールドキウイ（富士川小林農園）
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レポート後記
講師の関口さんが受講者のお子さんを抱っこしながら話を聞いていたこと、
三井さんが受講者のグループに交じり価値観を共有していたことがとても印象的で、
こんなにも講師と受講者が一体となる“まあるい”ワークショップは初めてでした。
このワークショップは今回だけでは完結せず、受講者のスタートなんだと思いました。
どんな生き方でも、自分の心を見つめて過去と現在に自信を持ち、
それぞれの未来が実際に輝いてこそ開催した意味を持つのだと感じました。
富士このみスタイルは富士市に暮らす人々の心を育み、未来をも豊かにする、
持続可能な街づくりにはとても必要な取り組みだと改めて実感した一日でした。
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講座終了後にいただいた感想の一部をご紹介します！！ご協力、ありがとうございました。
・活躍している方とも普通の会話ができて楽しかった。
・グループの皆さんと共有できて楽しかった。
・30代、40代、50代でも夢を持っていいと希望が出た。
・前向きになれた。
・色々な経験、それぞれ違う道を歩んできたが、共通のものを通して話せて良かった。
・将来に向けてモチベーションが上がった。
・なりたい私のイメージがクリアになった。
広々とした託児所では、富士宮・富士市で多くの信頼と実績を持つNPO法人母力向上委員会さんに
ご協力いただき、運営をすることができました。
◆NPO法人母力向上委員会 URL：https://haharyoku.com
