新着情報

  • イクシア様「子どもみらい教室Pblocs」プレスリリース配信しました

    2021.02.19

    2021年2月19日10:00、
    【三島市の子ども向けプログラミング教室「みらい子ども教室Pblocs(ピブロックス)三島校」を運営する株式会社iQXiA(イクシア)様が動画の講義紹介を開始】という内容のプレスリリースを配信しました。

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    @Press(アットプレス)

    レゴブロックを使った子ども向けプログラミング学習を提供する
    「みらい子ども教室Pblocs」が動画による講義紹介を開始

    「生きる力」を身に付けるPblocsプログラミング学習

    https://www.atpress.ne.jp/news/247706

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    プログラミングのキットを手にした
    「みらい子ども教室Pblocs」三島校講師で、株式会社iQXiA(イクシア)の代表の下山 透さん。

    ◆みらい子ども教室Pblocs(ピブロックス)三島校 紹介動画

    ◆アットプレス掲載のWEB版と同内容のプレスリリースです。
    ぜひご覧ください!

  • 育暮家はいほーむす様「日々がいいね。」冊子製作ストーリー

    2021.02.18

    2020年6月にプロジェクトがスタートして約半年後、
    ビズホープのディレクションとグラフィックデザイナーやカメラマン、空間スタイリストなどのクリエイターの力を集結し、2021年1月に育暮家はいほーむす様の【50代からの女性向けライフスタイルマガジン「日々が、いいね。」】を発刊しました。

    取材や撮影の様子をご紹介します。

    * * *

    (1)メイクアップのページ
    ビューティーセラピストの徳差あつこ先生による「艶とハリのあるメイク」の考え方やメイクの方法をご案内しています。

    スキンケアからメイクアップの様子をポイントをおさえながら撮影していきました。
    取材するスタッフも一緒になって講義を受けた気分に。
    すごく有意義なひとときでした。

    モデルの女性は、どんどん明るく華やかになるお顔の変化を楽しんでいらっしゃるようでした。

    メイク完成のあとは、いつもにこやかな徳差先生のプロフィール写真撮影も。

    (2)森と家のお話のページ
    徳差あつこ先生と、育暮家はいほーむす技術コーチの杉村喜美雄さんによる藤枝の古民家「大沢ヴィレッジ」での対談をおさめたページです。

    里山の清らかな空気と光を身体いっぱいに浴びる徳差さん。
    まるで森の妖精のようでした。

    (3)健康のページ
    「STUDIO BREATHE THE DANCE & YOGA」代表のALASA(アラサ)さんが基本のヨガポースを紹介しています。

    「身体が硬いのでヨガはできない」という方が多いそうですが、本来は逆で、硬いからこそヨガの効果が出るそうです。

    肩こりや腰痛、足のむくみや冷えなどストレス全般に効き目があるヨガ。
    ぜひ冊子を見てお試しください。

    はつらつとした表情が魅力のアラサさん。
    取材させていただきながら、元気をいただきました。

    ●STUDIO BREATHE THE DANCE & YOGA 公式サイト
    https://studio-breathe.jimdofree.com/

    (4)食事のページ
    大正元年創業の「かど万米店」さんで、手作りの発酵食品や特製の金山寺味噌を使ったトマトソースパスタの取材をしました。
    こちらは紙面ではご紹介できなかった手作りのお味噌3種です。味を食べ比べてみるのも楽しそうです。

    育暮家はいほーむすの寺坂社長と杉村コーチも立ち合った店舗前での記念撮影。
    ご家族で営むスタッフの皆さんのお人柄と糀への愛が素晴らしく、終始和やかに取材が進みました。

    ●かど万米店 公式サイト
    https://kadoman-kometen.jp/

    「日々が、いいね。」は育暮家はいほーむす様で配布しています。
    公式サイトからどうぞお問い合わせください。
    https://hihomes.co.jp/
    * * *

    冊子には掲載がありませんが、育暮家はいほーむす様の皆さんも撮影しました。

    ちょうど流れてきた心地よい風と日差しを浴びて、やさしい笑顔の皆さんを撮らせていただくことができました。

    育暮家はいほーむす様では、これから「オンラインサテライト」というオンラインイベントを積極的に企画発信していくそうです。
    住まいや暮らしの情報をはじめ、セミナーや相談ごとなど多彩なプログラムが予定されています。

    こちらは準備中のオンラインサテライトスタジオです。
    木の壁で温もりのある空間になっています。

    静岡県志太地区で新築、建て替え、リフォーム、引っ越しなどをお考えの方は、ぜひアクセスしてみてください。

    ●育暮家はいほーむす オンラインサテライト
    https://hihomes.co.jp/satellite/

  • ルカ ワイン様「おかえりワイン」プレスリリース配信しました

    2021.02.18

    2021年2月18日10:00、
    三島市のワインショップ、Luca Wine(ルカ ワイン)様が発売するギフトセット
    おかえりワイン」プレスリリースを配信しました。

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    @Press(アットプレス)

    静岡県三島市のワイン専⾨店 ルカ ワイン、
    久しぶりのワインとなる⽅へ向けた「おかえりワイン」を
    2021年2⽉18⽇(⽊) 150セット限定で発売

    https://www.atpress.ne.jp/news/245890

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    「おかえりワイン」はルカ ワイン様のオンラインショップでご購入いただけます。
    https://lucawine.stores.jp/items/602ae98daaf043214c2fb99a

    おかえりワインのギフトセットを手にした
    母娘で営むルカ ワインの店長下里さんとスタッフのゆみこさん、
    三島商工会議所支援員の宇水さん一緒に。

    ◆おかえりワイン 紹介動画

    ◆アットプレス掲載のWEB版と同内容のプレスリリースです。
    ぜひご覧ください!

  • 富士このみスタイル【1.27/『職場の働き方改革と外部人材の活用について学ぶ企業向けセミナー』レポート】

    2021.02.10

    2021 年 1 月 27 日(水)
    NPO 法人ファザーリングジャパン代表理事/ファウンダーの安藤哲也さんを講師にお迎えし、
    第 1 部は、
    企業力UPのためのキーワード、ファザーリングジャパン、イクボスプロジェクトの事業を通して
    外部人材活用について
    第 2 部は、
    富士市より、富士このみスタイルの趣旨と取り組みを、
    ビズホープ寺田より、現在実施中「富士このみスタイル お試しワークシェア」の紹介をしました。
    富士市をはじめ、県東部地区の中小企業の事業者様 20 名が参加しました。

    …………*…………*…………*…………*…………

    講師の安藤さんは三児の父で、大学卒業後出版や IT 系企業で働き、管理職に就く傍ら
    父親の子育て支援、自立支援事業を展開するNPO 法人ファザーリングジャパン(FJ)を立ち上げ、
    代表になりました。
    現在は「人生 100 年時代の生き方改革=ライフシフト」をテーマにライフシフト・ジャパン(株)を
    設立、取締役会⾧に就任。
    厚生労働省イクメンプロジェクト推進チーム座⾧、内閣府・男女共同参画推進連携会議など
    多岐に渡り活動しています。

    【第一部 「働き方改革は、生き方改革」働き方を意識し、多様な働き方を】

    ◆ ファザーリングの定義とコンセプト
    ・父親であることを楽しもう
    ・地球上で父親ほど素晴らしい仕事は無い
    ・育児は期間限定のプロジェクト X
    ・育児は能力開発の機会
    ・アナザーワールドへの入口

    「良い父親ではなく 笑ってる父親になろう!」
    これまで約 2 万人の悩める父親の話を聴いてきた安藤さん。

    現代の父親の多くが抱く悩み「仕事が忙しくて育児時間が取れない⇒子どもとの向き合い方が
    わからない⇒子どもが生まれてから夫婦生活が悪化」に対して、
    働き方と時間の使い方を見直していこうと伝えてきました。

    支援策として、プレママ向けセミナーが多いのに対し、プレパパ向けのセミナーを実施。
    ほかにも妻をサポートするための家事セミナー、料理教室、子どもとのコミュニケーション講座など、
    父親同士が話せる場所や悩みを共有できる機会をつくってきました。

    ◆ 笑う父親になるためのファザーリングの極意
    ❶子どもができたら OS(父親ソフト)を入れ替えよう
    ❷家族サービスはやめる。客体から主体へ。
    ❸男の育児は質より量。イイトコドリ育児をやめよう。
    ❹子育てパパは仕事もできる。育児で備わる「聞く力・伝える力・想像する力・危機管理能力・
    リカバリー能力」が仕事にもつながる。
    ❺パートナーシップを構築しよう。妻の人生は夫のものではない。
    ➏地域活動を通じて、シチズンシップを獲得しよう

    ◆ 父親が育児に関わるメリット
    □子どもの発達・成⾧に良い
    □産後のうつ予防、育児ストレス軽減
    □母親のキャリア継続、収入アップ
    □夫婦関係が強まる
    □自活力アップ。地域に友達が増える。
    □仕事の能力がアップ。アイデアが仕事に活きる
    □人生が豊かになる。⇒笑っている父親になる

    ◆ 働く世代の「育児」と「介護」
    団塊世代が 75 歳を越える 2025 年大介護時代
    ・生産人口は減り続ける
    ・専業主婦の減少、 共働きの増加
    ・短時間労働者の増加
    ・働く人の介護のリスク増加
    ・「ケアメン」「ケアボス」も必要に。介護=女性の仕事ではない。

    これからは転職、独立、フリーランス、副業など様々な働き方が 30 ~40 年は続きます。
    必要とされる限り働くことができ、定年という概念も崩れてきます。
    人生 70 年時代から人生 100 年時代に。
    ひとりひとりの人生のクオリティをあげていくことで経済が回っていく時代になるのです。そして
    有形資産だけでなく無形資産(生産性資産、活力資産、変身資産)のバランスが必要となってきます。

    《1》有形資産
    マイホーム、現金、有価証券、貴金属

    《2》無形資産
    ❶生産性資産:仕事に役立つスキルや知識、人間関係、評判など
    ❷活力資産:健康 、友人、家族 、愛、やる気、前向きな気持ちにさせてくれること
    ❸変身資産:新ステージへの移行を成功させる意志や能力
    「生産性資産」と「活力資産」の貯蓄が人生を豊かにしてくれるので、ワークライフバランスが
    大切です。

    ◆ コロナのピンチをチャンスにかえていく
    コロナ時代に合わせた働き方が今求められています。
    例えば
    ・対面→リモート&対面
    ・一律→自律
    ・曖昧な目標→ジョブ型成果主義
    ・同質性→多様性組織 など
    ルール重視、年功序列のピラミット型の組織から、場所や制約のない社員、年下の部下、
    外部人材(ワークシェアなど)の活用により、短時間で個々の持ち味や強みを効率よく活かし、
    企業の生産性をあげることが可能になります。

    ◆ 「働き方改革」は「生き方改革」へ
    ❶生産性向上=自律型社員をつくる
    ❷健康経営=メンタルヘルス問題やハラスメントの予防
    ❸外様性促進=個を生かすマネジメント
    現在、国を挙げて働き方改革に取り組んでいますが、上司世代と部下世代の経験や考え方、
    働き方の意識のズレがまだぬぐえず「働かせ方改革」になってしまっている企業も多く見られます。
    まずは❶❷❸の意識を持ち、今回のようなセミナーや研修をきっかけに社内を見直していくことから
    始めることが大切です。部下や外部人材を生かし、全員を輝かせ成果を出すのが「イクボス」です。
    「働きやすさと」と「働きがい」のある職場を目指して欲しいです。

    ◆ イクボスになるにはイクボス 10 ヶ条
    https://fathering.jp/activities/iku-boss.html

    ◆ イクボスロールモデルなど、詳しくは公式サイトをご覧ください
    https://ikuboss.com/

    ◆ イクボスに共通する 4 つの行動
    ❶部下をきちんと見る・よく知る・関わる
    部下の能力や個人的な事情まで把握したうえで適材適所の人員・業務配置を実施。
    信頼関係を構築する。
    ❷部下に適切にフィードバックしている
    制約の有無にかかわらず期待を伝え、部下の能力に応じた目標管理を行うことで本人の能力と
    モチベーションを高める
    ❸部下に権限委譲している
    部下を信頼し任せることで、マネジメントや上司対応の余力を確保するとともに部下の育成に
    つながる。
    ❹働き方のロールモデルを体現している
    昭和型と異なる多様な働き方を承認する。

    イクボスのいる職場は組織力が向上しリスクも軽減されます。
    また、職員の「幸福度」を上げればモチベーションが上がり成果につながります。

    ◆ ボスには覚悟が必要
    自分でやる覚悟、意志決定をする覚悟、やらないことを決める(何でも引き受けない)覚悟、
    部下に任せる覚悟、ボス自身が余力を持つ(暇になる)覚悟

    ★イクボスによるワークライフバランスは「福利厚生」ではなく「経営戦略」である
    これからは会社と個人が信頼関係で結ばれる時代になっていくからこそ、
    会社が個人に何を提供できるかが問われ、支援と貢献の関係性が大切になっていきます。

    「フリーランスやワークシェアなどで効率化を図り、組識を強くし、所得を伸ばしたり、
    ワークライフバランスを良くしたりすることで一人ひとりが豊かな人生を送ることができる
    富士市であってほしい」
    との熱いお言葉を最後にいただきました。

    ◆ 参加者から安藤さんへの質問
    Q.社内でイクメン、イクボスが生まれない。加速度を上げるにはどうしたらいいか。
    A.身近な人の問題から取り組む、合理性を理解することから行うのがよいのではないかと思う。

    Q.イクメン・イクボスに理解を得られない経営者へのアプローチ方法
    A.経営者に影響力を持っているコンサルタントや恩志、父、娘などからのアプローチが有効では。

    Q.規模の小さい会社でも育休などで人員が抜ける際の準備、欠員のフォローの仕方は
    A. 中小企業の男性育休も可能。生産現場の人が総務もできる、営業マンもコールセンターができる
    など、普段から様々な部署の経験を重ねることで補うことができる。

    Q.一人が抜けたことで残りの仕事を分担しなければならない場合はどうしたらいいか
    A.育休も介護休暇も突然やってきます。事前の計画は難しいけれど、助成金を使って代替要員を
    雇うのもあり、育休の際に生ずる他の人へのしわ寄せについては、育休中の人の給料分を残業した
    人に山わけするなどすれば、働く社員も納得できる。
    各地のイクボスはユニークなルールをつくって工夫している。

    【第二部富士このみスタイルワークシェアの事業について】
    <富士市移住定住推進室山田さんより>
    富士市の移住に関する 3 つの課題と富士このみスタイルの取り組み
    ❶女性の働き方のミスマッチ → ワークシェアの推進
    ❷女性の地域への溶け込み→市民・企業でサポートして不安を解消
    ❸魅力や発信の不足→ これから移住する方のロールモデルの輩出 PR
    女性たちには働き方を支援し、企業にはダイバーシティやアイデアを取り入れる手法として
    ワークシェアを紹介し、導入に向けた構想、仕組み作り、実践までを目標にしています。
    今年度は、お試しワークシェア体験として富士このみスタイルイベント参加者から 10 名が、
    オンラインセミナー運営補助、移住定住応援団募集チラシの作成、移住希望者向けリーフレット
    などの作成を行っています。

    <ビズホープ寺田より>
    ◆ ワークシェアとは
    スキルや特性をもった仲間と仕事をシェアして働くこと。プロジェクト型とタスク型があり、
    ディレクターが仲介役となって仕事を進めます。富士市ではタスク型を実践中です。
    県内の事例として、島田市の「アスビプランニング」藤枝市の「藤枝くらシェア」などがあります。

    <お試しワークシェアの体験者より>
    初めてで不安も多かったが、わからない部分はその都度グループ内で助け合ったり、
    ビズホープさんに聞いたりすることで解決してきました。良い雰囲気で活発に意見交換もでき、
    やる気を持つことができています。

    [受講者からの感想をご紹介します]
    ・これから男性の育児休暇や介護休暇が進んでいくとすれば、一時的にサポートするシステムが
    重宝されてくるのではないかと感じました。その中で子育てをしながらも柔軟に働いてみたい
    と言うお母さん達の希望ともマッチしやすいのかなと、安藤さんのお話を聞いて思いました。
    ・今までの働き方のあたりまえを取り除き、経営者、管理職、従業員が新たな発想での仕事の
    取り組みをしていけば働き方改革はそう難しくなくできると思います。
    ・自身も子育て中ですが、従業員も子育て中がほとんどです。全員が働きやすい職場になるよう、
    仕組みづくりを考えていきたいと思います。
    「work smart」自分自身に一番必要な事だと感じました。
    ・ファザーリングジャパンやイクボス講座のお話から、女性のワークシェアにつながる活動、
    企業の働き方改革へのアプローチ方法の多様性を感じました。そして、このワークシェアを通じ、
    地域の企業とつな]がりたい、新しい分野に挑戦していきたい女性が、グループで企業様と
    つながること、今後、企業との出会いが広がっていくことを期待したいです。

    ~安藤さん、貴重なお話をありがとうございました~

  • 富士このみスタイル2020第4回【1.19/お話し会その2『富士市での子育てトーク』レポート】

    2021.01.29

    2021年1月19日(火)、お話し会その2「富士市での子育てトーク」をオンラインで開催しました。
    ファシリテーターにNPO法人 母力向上委員会代表の 塩川祐子さん
    ゲストスピーカーには妊娠・子育てネットワーク富士代表の 村瀬京子さん
    をお迎えし、富士市の子育ての現状などについてお話を伺いました。
    参加者は、県外からの移住者を含む富士市在住の女性4名でした。

    「まずはウォーミングアップをしましょう。
    マスク越しでも表情は伝わるので、笑顔でいきましょう!」

    塩川さんの声掛けで伸びをしたり、目を大きく開け口角を上げたりして体も心もほぐし、
    みなさんが笑顔になったところでお話し会がスタートしました。
    自己紹介では名前と子どものこと、地元や過去に住んだことのある街のこと、ふるさと自慢などを
    伝え合いました。
    九州や東北地方、お隣の愛知県、県内西部だったり、富士への転入前には関東圏に住んでいたりと
    様々な土地の名前が出てきました。
    そんな中、共通点を見つけたり、各地の名産品などを聞いたりすることができました。

    【塩川さんの転入リアルストーリー】
    塩川さんが代表を務める母力向上委員会のビジョンは
    「すべての人が生まれてきてよかったと思える社会へ」
    ミッションはご自身の経験を踏まえ、ゆらぎのでやすい妊娠・出産・子育てにおいて、
    需要・選択・創造ができるようにすることとしています。

    塩川さんの結婚・転入後のライフヒストリーを見ながら、出産やお子さんたちの成長という節目で
    どう行動してきたかをお聞きしました。

    「2001年に結婚・出産・転入を経験しました。当時ワクワクしながら越してきたのですが、
    すごく孤独に陥り、育児ノイローゼ気味に。
    この町は暮らしにくいとまで思いましたが何とか状況を変えようと、
    フルタイムのパートのお仕事をはじめました。そこで職場の人との人間関係ができて世界が広がり、
    さらに仕事柄、市内各地を訪問することになり、町の中を知っていきました」

    「次女出産後も仕事を継続しました。職場があると人とつながれると思ったからです。
    長女が幼稚園に入ると、今度は幼稚園関係のつながりができてきました。
    その後も働くことに好奇心がわいて、仕事の幅を広げたことにより、
    さらに視野が広がっていきました」

    「三女を生んで、次女が小学校に上がったころ、自分のスキルを取り戻し、収入を得たいと思い、
    クリニックに勤めることにしました。
    さらに、三女を産んだ助産院で週に2時間程度働くことにしました」

    ライフヒストリーの曲線を見ると、出産のたびマイナスに振れていますが、
    そこから動き出すことでモチベーションを上げてきました。
    助産院での仕事は私のライフワークであり、これからも続けていきたいと思っています。
    もう一つ、2008年に立ち上げた母力向上委員会ですが、これまでいろんなチャレンジをしてきて
    自分のスキルが上がってきた、ここで居場所を得たと思っています。
    母力向上委員会は自分自身のために作ったのではないかと思うほど大きな存在になっています」

    「移住してきた2001年から知り合いの数はどんどん増えました。サークルに入ったり、
    三女の出産後にはファミリーサポートに頼ったりする中で、様々な人たちとの関係から
    刺激と学びを得てきました。
    今、転入して19年。最初は自分を閉ざしていた時期がありましたが、
    一歩を踏み出したことで地元よりこちらでの生活を楽しく感じています!

    生き生きした表情でお話しいただいた塩川さん。今の生活に安心感とワクワク感を感じているのが
    とても伝わってきました。

    【ワーク1/富士ライフヒストリーを描いてみよう】
    ★ポイント
    ◎富士での暮らしを振り返り
    ◎HAPPYラインで表現する
    ◎ポイントにエピソードを書き込む
    ◎GOODポイントに印をつける
    2グループに分かれてまずはグループ内で、その後全体でシェアしながら
    それぞれのヒストリーや当時感じたことを話しました。

    <参加者のヒストリー・感じたこと>
    ・転居で急に友達も知り合いもゼロ、妊娠中で体もうまく動かなかったのでつらかった。
    ただ、新しい土地に来たというワクワク感やいろいろ知りたいという思いもあった。
    ・転入後、夫が心配していろいろ場所を調べてくれて、新しい居場所探しに行っていたので
    少しずつHAPPYラインが上がっていった。しかしその後里帰り出産で子どもが自宅に慣れず
    体調を崩したこともあって少しラインが下がった。
    ・コロナの影響で自粛になりママ友を作るのが難しかったが、自粛が明けてからはどんどん
    ママ友ができてラインが上がっていった。
    ・人との関わりがなくなるとHAPPYラインが下がり、つながりができると上がり、出産で下がる
    のがわかった。家を建てて少し上がってきた。
    ・富士市に転入してきたときに夫が専業主婦を希望していたので、人とのかかわりもなくラインが
    下がっていた。
    ・息子の入園を機にママ友ができ、娘の入園時には仕事を立ち上げ生活が楽しくなってきたので
    上がり調子になっている。
    ・人との関わりが少なくなると下がるんだなと思った。
    ・自分には孤独耐性があるとわかった。でもいろいろ忙しくなるとつらいとわかった。
    ・一度落ちた経験があると強くなれると思った。できないことに目を奪われるのではなく、
    可能性の広がりに目を向けられるといいなと感じた。
    ・それぞれにいろいろな経験があると知った。この場で皆さんとご縁があってよかったなと
    改めて感じた。
    ・共通して、出産で下がる、人との関わりがあると上がる、自分の役割があると上がるというのが
    わかった。

    みなさんの感想を受け、塩川さんから
    「人の関わりがあるとHAPPYラインが上がるということからご紹介したい方がいます。
    『富士のママ達のおかあさん』と呼んでいる、妊娠・子育てネットふじの代表である村瀬さんです。
    社会福祉士や保育士、精神保健福祉士という資格をもちながら『ファミリーケアサポート ともにぃ』
    という個人の活動をされています」
    と村瀬さんを紹介していただきました。

    【妊娠・子育てネットふじ について】
    「『妊娠・子育てネットふじ』は、子育て支援をしている専門職の団体です。社会福祉士、保健師、
    助産師、理学療法士、保育士、幼稚園教諭がメンバーで富士での子育てを盛り上げようと活動して
    います。妊娠・子育て中に同じ立場で話せる相手がいないお母さんたちが情報共有する場を
    つくりたいと富士市に話したら、官民協働事業として採択されて3年前から始めています。
    この官民協働事業としては今年度が最後になりますが、その後も規模を縮小して継続して
    やっていく予定です」

    「今年度が最終年度ということで、妊娠・子育て中にサポートしてくれる団体が一目瞭然となる
    冊子を作っています。いろいろな活動をしている62団体にネットワークに入ってもらっています。
    先ほどまで『気持ちが落ちているときには、こういった支える仲間がいるよ』という思いで
    お話を聞いていました」
    と作成中の冊子を見せながらお話くださいました。

    【塩川さんから村瀬さんへ Q&Aタイム】
    Q. 村瀬さんから見て、富士の女性たちはどんな傾向がありますか?
    A. 新富士駅があるためか、転勤などで移住してきて実家が遠く支援者が居ないという方が多い
    ですね。アンテナを高くしていろんな講座を受ける方と、そうでない方に二極化しているなと
    感じています。
    Q. お勧めの団体はありますか?
    A. 100人いれば100通りの思いがあって、ここがいいとはなかなか言えません。自分に合う場所
    を見つけていただきたいです。母力向上委員会さんとの出会いはラッキーだったと思います。

    Q. 思春期の子育て相談はできますか?
    A. 私にまず聞かせてもらえれば、いろいろなところへつなげられると思います。

    Q. 冊子はどこで手に入りますか?
    A. 富士市役所のこども未来課、子育ての関係企画課、フィランセの保健課、子育て支援センター、
    まちづくりセンター、図書館などに配架する予定です。妊娠・子育てネットふじの
    ホームページからも各団体の情報を見られますので、ぜひご覧ください。

    最後に村瀬さんからメッセージをいただきました。
    「今、遠くから移住してきたシングルの女性の支援をしていますが、出会わなかったらこの人、
    大丈夫だったかな?と思います。ぜひ困ったら公のサポートに手を出してください。
    転入時にもらったパンフレットを見たり、子育て支援センターなどに行ってみたりするのも
    いいと思います

    塩川さんからはこんなコメントも。
    今後、子どものことだけでなく自分の健康や育児と介護のバランスなど、いろいろ悩みは
    変わっていくと思います。村瀬さんは幅広い支援をされていらっしゃるので、
    お困りの時は『富士には村瀬さんがいた!』と思い出してほしいです

    【ワーク2/私のサポーターマッピング】
    富士での暮らしをより楽しんでいくために、これまでどんな人に助けられてきたかを表にする
    ワークに取り組みました。縦軸に親近感、横軸に専門性を引いて、それぞれに書き込みました。

    書いた表を見せ合いながら、
    ◎富士での私のサポーター
    ◎今後出会ってみたい人・場所・サービスなど
    ◎子育てしながらやってみたいこと
    をグループでお話ししました。

    <みなさんが感じたこと>
    ・富士このみスタイルのイベントには皆勤賞くらい参加していて、本当に親近感がわいている。
    ・ファミサポは頼りたい反面ハードルを高く感じている。関係性を築ければ強力なサポーターに
    なると思う。
    ・なんだかんだで夫を頼りにしている。
    ・ご近所さんを頼りにしておくのも何かのときに助かると思う。
    ・地元の友人や妹と話をしたりする。
    ・子どもに助けられることがある。
    ・インターネットの情報に頼ることもある。

    「富士には『ふじ応援部』というお母さんたちが情報を発信するチームがあります。
    工務店、空間工房ロハスさんが運営するフリースペース『モクリエギャラリー』さんも
    多彩な発信をしています。ゆったり落ち着けるカフェなどもいいと思います。
    自分を癒し、心地よくしてくれるサポーターをバージョンアップしていってほしいと思います
    と塩川さん。

     

    最後に、塩川さんからメッセージをいただきました。
    どこに行っても『自分の暮らしを自分で考え選択し、創造することができる』
    これがすごく大事だと思います。
    そのときに、受援力を高めましょう。そして、自分の経験をシェアしていくことで、
    いつかは自分も頼られる存在になることができます。
    声に出して、動いてみる。私たちらしく、富士このみスタイルを創っていきましょう!

    最後に皆さん富士山ポーズに笑顔で写真撮影をしました。


    塩川さん、村瀬さん、ありがとうございました!
    みんなで心通わせる、ハートフルな時間を過ごしました。

    【感想】
    ・村瀬さんがご紹介されていた冊子の内容に自分自身が頼ってきたものがすべて載っていました。
    今後、転入される方に「はぐくむFUJI」の冊子の上にその冊子を乗せて配ってほしいと思います。
    ぼんやり悩んでいる方にも読んでいただきたいです。
    塩川さんがおっしゃっていように、自分の暮らしを自分で創っていきたいと、
    さらに前向きな気持ちになりました。
    ・HAPPYラインの上の部分をもっと上げられるように、人との関わりや仕事をしたりしていきたい
    と思います。また、2つ目のワークの右上の部分(親近感、専門性共に高い関わり)を
    もう少し増やしていけたらと思います。
    ・自分を支えてくれているサポーターに思い至ることができたのがとてもよかったです。
    子育て支援センターやサポートがより身近に感じられるように、冊子を目につくところに
    たくさん置いていただきたいと思いました。
    ・少人数でしたが、その分発言することも多く、スタッフの方のことも知ることができて
    よかったです。村瀬さんのことは全く知らなかったので、今回大きな収穫です。

    ◆妊娠子育てネットワーク交流会 公式サイト
    https://peraichi.com/landing_pages/view/fujinetwork/
    ◆ファミリーケアサポート ともにぃ
    https://peraichi.com/landing_pages/view/tomony/