新着情報

  • 富士このみスタイル2020第3回【10.28/おうちから参加!富士市をZoomツアーレポート】

    2020.11.02

    2020年10月28日(水)、 オンライン上の富士市ツアーを開催しました。
    ファシリテーターは母力向上委員会代表の塩川祐子さん
    中継で現地から富士市のおすすめスポットを紹介しました。
    参加者は北海道、神奈川、大阪、アメリカ在住の方、転入してきて富士市に在住の方、
    そして県移住相談員さんや移住コーディネーターさんなど合わせて計17人。
    グルメやイベントなどの情報交換をしながら、オンライン上のバス旅行を楽しみました。

    ・‥‥……‥‥・‥‥……‥‥・・‥‥
    ツアーガイド役は16年前に大阪市から芝川町(現富士宮市)へ引っ越し、
    2年前に富士市に転居した佐野かおりさん。勤務地は移住時からずっと富士市です。
    かおりさんの「出発しま~す!」という朗らかな声でツアーがスタートしました。

    まずは2人一組となり、今いる場所と参加のきっかけなどの自己紹介タイム。
    そして「共通点探し」という、相手との共通点をいくつ見つけられるかという
    コミュニケーションゲームをしました。

    自己紹介をしたブレイクアウトルームから戻ると、ガイド役のかおりさんが
    富士山の被り物を頭にのせて登場!
    少し緊張ぎみだった参加者さんも、個別の自己紹介とかおりさんの粋な演出で
    笑顔になられたようでした。
    「共通点を見つけることで相手に親近感がわくので、初対面の方とお話する際などにぜひやってみて
    ください」とかおりさん。共通点を2つ以上見つけられた方が多くいらっしゃいました。

    中継1【田子の浦みなと公園】

    本日1つめの中継地点は海と富士山を望める、田子の浦みなと公園。
    (佐野さん)「本物の富士山が見えるかどうか、中継先の塩川さんを呼んでみます!」

    現地から塩川さんが応じます。
    「こちらからは駿河湾につながる田子の浦が見えます。今日の海は波もなくとても穏やかです。
    ここは海抜ゼロメートルからの富士登山のスタート地点として設定されています。
    そして、ここには【はじまりの鐘】という鐘がありまして、富士登山へのはじまりというような内容が
    書いてあります。みなさん、願いを込めてこの鐘をならしてみましょう!」

    塩川さんが鐘を鳴らすと画面を通してとてもいい音が響いてきました。
    鐘の塔の向こうには海越しに富士山も見えました!

    「ここは比較的新しい公園で、駐車場も完備していて、子どもたちが走り回っても困らないくらい
    広く、晴れた日には富士山がとてもきれいに見える素晴らしいスポットです!」とかおりさん。

    はじまりの鐘から少し歩くと【ドラゴンタワー】という登れるタワーがあります。
    地元産の「富士ひのき」という木材でできていて、
    一番高いところは37.76メートル、富士山の高さの100分の1となっています。
    ちなみに、富士山の3,680メートルまでは富士市だそうです。

    塩川さんがドラゴンタワーの頂上から見える景色を紹介します。
    「万葉集の山部赤人の歌碑やロシア軍艦ディアナ号(実物の3分の1の大きさで再現した歴史学習施設)
    そしてうっすら三保松原や伊豆半島、箱根山も見えます!」
    「富士山は、昨日ははっきり見えたのですが、今日は少し雲がかかってうすく見えます。
    みなさん、漁港が見えますでしょうか?漁港の近くにはしらす街道というのもあり、
    お土産を買えたり、食事したりすることもできます」

    ここで富士山をバックに参加者全員で記念撮影!「富士山の高さは…にっぽんいち~」パチリ。

     

    富士山は毎日綺麗に見えるわけではなく、夏ははっきり見えないことも。
    一方、空気中の水分量が少なく遠くがはっきり見える冬場や、晴
    れた満月の夜は月光を浴びた美しい姿を見ることができます。

    ここで、富士市役所の山田さんが富士市全体の魅力を紹介しました。
    「静岡県は西部・中部・東部・伊豆の4つに分かれており、富士市は東京や神奈川に近い東部に
    位置しています。
    市内どこからでも富士山を見ることができ、水もおいしいです。
    広域交通の利便性が魅力のひとつであり、新東名、東名もインターチェンジが市内にあります。
    新幹線と東海道本線もあり、新幹線は新富士駅から東京までこだまで1時間ちょっとで行くことが
    できます。東海道本線の駅は富士市内に4つあります。
    また、富士駅と山梨県の甲府駅は身延線でつながっています」

    「富士市は広域に広がっていますが市民のほとんどは新東名より南側に住んでおり、
    主要エリアは富士市役所を中心に15分圏内で、端から端でも30分で移動できるコンパクトな街です。
    今、新しい分譲地や住宅地が郊外に増えています」

    <富士市のオススメポイント①>
    土地や家賃相場が安い
    ・市内には新しい住宅地が豊富
    ・約7割の市民は一戸建て住宅に住んでいる
    ・住宅地の平均地価は、約20万円/坪
    ・憧れの庭付き住宅で家庭菜園も!
    ・広い間取りで、子ども部屋も!テレワーク専用ルームも望める?

    <富士市のオススメポイント②>
    〇マイホーム取得支援(最大200万円)
    夫婦どちらかが40歳未満の世帯を対象に、マイホーム取得を支援
    (新築でも中古でも、住宅でもマンションでもOK)
    〇テレワーカー向け移住支援(最大50蔓延)
    東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住のサラリーマンまたは個人事業主が、テレワークを
    きっかけに移住した場合、住宅取得費、住宅賃借費、引越費用の合計を支援(賃借もOK)

    <富士市のオススメポイント③>
    〇富士このみスタイル
    ・移住に関する相談や情報交換、交流を目的とした各種イベントを開催することで、
    移住前の情報収集と、移住後の仲間づくり・居場所づくりを応援
    ・本年度のイベントも順次開催中!(これから応募OK)

    <富士市のオススメポイント④>
    〇オンライン個別相談「富士市DAY」
    ・毎月週休日に1回、オンライン相談を開催中
    ・市担当者に加えて、県相談員、先輩移住者が同席
    ・先輩移住者から、リアルな生活の様子を聞ける!

    ガイド役のかおりさんも「新幹線のこだまは静岡発の東京行き、三島発の大阪行きに余裕で座れます
    し、とっても住みやすいところだと思います!」とおすすめしていました。

    <ゲーム!>
    ここで、お家の中で借りもの競争!
    「富士市」の頭文字の「ふ」のつくものを探してきましょう!ということで、みなさん様々なものを
    もってきてくれました。

    ・ふじさんのぬいぐるみ
    ・富士市のお茶や封筒
    ・ふせん、ふで、ふうせん、ふた、ふくろ、ふりかけ
    ・風呂桶、踏み台・・・
    とユニークなものがたくさん出てきて大盛り上がりでした。

    <グループトーク1食べ物のお店(グルメ)>
    先輩移住者と県内の方でグループになり、富士市のグルメについて話をしました。

    ☆先輩移住者さんおすすめのグルメ(一部)
    ・伝法コロッケ(スーパーやまうちさん)/めっちゃうまい♪(かおりさん)
    ・佐野菓子店(市役所の近く)のシュークリーム/出来立てを食べられるそうです。
    ・新富士駅の近くのカレー屋さん。本格的なカレー、チーズたっぷりのナン。
    ・田子の浦の漁協食堂のしらす丼、ハーフ丼
    ・富士梨
    ・つけナポリタン(富士市発祥のB級グルメ)

    ☆ガイドのかおりさん・塩川さんのおすすめ。
    ・アルバトロス/シェフの本格的なイタリアンが食べられる
    ・ガバリーニ/パーティーや記念日におすすめのイタリアン
    ・ババルーイ/ハンバーガーがおいしいお茶畑の中にあるカフェ
    ・京昌園別館/富士市に本店をもつ年中無休の焼肉
    ・かぐや岩本山カフェ/富士市街が一望できる景色が最高。ひとりでも気軽に行ける。
    岩本山公園のすぐそば。
    ・尚奄/あらたまった宴会におすすめ。富士の食を堪能できる。
    ・KICHI TO NARU KITCHEN/10/28に「和食ダイニング吉ト成」がオープンしたばかり

    他には、お店によって釜揚げしらすの塩加減が違うことや、「ゆで落花生」が市民に親しまれている
    ことなどが話題に挙がりました。静岡県の移住相談員の大井さんからは
    「節分の豆まきも落花生だった記憶がある」との情報も寄せられました。

    ガイド役のかおりさんが大阪から富士に引っ越してきて驚いたことのひとつは
    「たいていどのお店にも専用の無料駐車場があること」だそうです
    。首都圏では駐車場完備のお店のほうが少ないですよね。

    <グループトーク2/おすすめの場所>
    先輩移住者と県内の方でグループになり、富士市のおすすめの場所について話をしました。

    ☆先輩移住者さんおすすめの場所(一部)
    ・市役所の近くの中央公園/バラの庭園越しに見る富士山がいい
    ・西富士公園/新東名の下なので雨の日でも遊べる公園

     

    中継2【きえんどう】

    富士の北西にある穏やかな雰囲気のセレクトショップ、きえんどうさん。
    店主さんおすすめの子ども向けのおもちゃ、お食い初めの食器、ベビー服など優しいものが
    たくさんあり、出産祝い買われる方も多いそう。ゆったりとしたスペースなので、
    ベビーカーでも入れます。
    お店の名前は、訪れる人にとっていいご縁がありますようにとの願いが込められているそうです。

    「きえんどうさんはご縁を結んでくれる素敵な場所で、人と物と情報が交流する場所だと思います。
    富士市はとても広いですが、各所に素敵な場所がありますので、転入してきた方なども
    こういった場を通して馴染んでいっていただけたらと思います」と塩川さん。

    ☆話題のニュースポット
    ・新環境クリーンセンター/ごみ処理施設が新設。ごみ処理場から出る熱を使った温浴施設
    「ふじかぐやの湯」も隣接。芝生広場もあります。
    ・s_pl@tt FUJISPARK(エスプラット フジスパーク)/宿泊もできる複合型スポーツ施設。
    同施設内のレストランに併設された蒸溜所では、地ビールとウイスキーを醸造し、
    宿泊利用者やレストラン利用者向けに提供しています。

    <写真紹介>
    ガイドのかおりさんが富士市在住の写真家が撮影した数々の素敵な写真を紹介しました。


    ・シラス漁船の出航の様子
    ・工場夜景・岳南鉄道(*電車に乗っている間、どこからでも富士山が見える)
    ・茶畑と富士山・富士山こどもの国(*リーズナブルな料金で家族みんなが楽しめる)
    ・吉原祇園祭(*富士市を代表する大きな祭り)

    <グループトーク3/今日の感想や伝えたいこと>
    ◆先輩移住者
    ・米之宮神社や三日市神社で盛大に行われている節分祭(豆まき)がおすすめ。
    引換券がふりまかれて、景品をテレビにするなど大判振る舞いするところがある。
    ・転勤族なので賃貸に住んでいるが、地元の方々が周りに実家がないことを心配してくれたり
    気にかけたりしてくれる。あったかいなと感じている(先輩移住者)

    ◆県外からの参加者
    ・富士市のおいしいお店をたくさん教えてもらったので行ってみたい。
    ・富士山が場所によって見え方が違うのが魅力的と感じた。
    ・富士の魅力をいろいろ伺えてよかった。
    ・夜の富士山を見に行きたいと思った。
    ・札幌在住なので「よし住もう!」とすぐに決断できないが、まずは一度子どもと一緒に訪れて
    みてみたいと思った。

    中継3【岩本山公園】

    「岩本山からは富士山と富士市内が一望できます。右手に見える富士川ではラフティングを
    楽しめます。グライダーの飛行場もあるんですよ。
    今日は天気がよいので伊豆半島まではっきり見えます。夜も夜景が綺麗です」と塩川さん。

    旅の終わりに富士山のポーズで記念撮影をしました。
    「富士山の高さは~」「にっぽんいち~!」でパチリ!

    最後にガイドのかおりさんから「オンラインzoomツアー、ご乗車、誠にありがとうございました!」

    参加者のみなさんからのコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。

    ・本日も楽しく参加させたいただきました。ありがとうございました!!
    ・富士市のことを知ることができて、とても楽しかったです。ありがとうございました。
    ・ありがとうございました。同県同市出身の方と出会うことができてびっくり&嬉しかったです。
    富士市で知らなかったこともたくさん知ることができて楽しかったです。
    ・本日はありがとうございました。富士市の情報を楽しく知ることができました。
    ・またご縁がありますように!
    ・とても楽しく参加させていただきました!同県出身の方と出会えて、県外の方ともお話ができ
    外から見た富士市について改めて考えるきっかけになりました!ありがとうございました!

  • 「未来を引き寄せる 広報PRセミナー」受講生を募集中です

    2020.10.30

    令和2年11月20日(金)、
    藤枝商工会議所 中小企業相談所が主催する「未来を引き寄せる 広報PRセミナー」が開催されます。

    —-++—-++—-++—-++—-++—-++—-

    コロナ禍の今、
    伝えたい企業メッセージとは

    \未来を引き寄せる/
    広報PRセミナー

    講師
    寺田 望

    —-++—-++—-++—-++—-++—-++—-

    講師を弊社代表の寺田が務めます。

    ☑発信力がなくて商品やサービスの売り方がわからない
    ☑人手不足により十分な情報発信ができない
    ☑いまいち上手に広報ができていない

    こんなお悩みをお持ちの方に向けて、コロナ禍に挑戦を続ける地元企業の最新事例を交えて、会社やお店の魅力を効果的に発信するノウハウを学びます。

    受講ご希望の方は以下の連絡票にご記入のうえ、藤枝商工会議所経営支援課第一課までお申し込みください。
    (画像を保存、印刷してFAX、または電話で連絡票の内容をご連絡ください)

    TEL.054-641-2000
    FAX.054-643-2000

    ◆藤枝商工会議所 公式サイト
    http://www.fujieda.or.jp

  • 富士このみスタイル2020第2回【10.14/ワークショップ】レポート

    2020.10.18

    第2回 ファブリックパネルをDIY!自分のお気に入りでお部屋を飾ろう
    レポート
    ・‥‥……‥‥・‥‥……‥‥・・‥‥
    2020年10月14日(水)、
    「ファブリックパネルをDIY!自分のお気に入りでお部屋を飾ろう」と題して
    東京在住の空間スタイリスト・パーソナルインテリアスタイリストの荒川昌子さん
    インテリアデザイナーの遠藤泉さんを講師にお迎えし、
    コロナ禍により自宅で過ごすことが増えた今、おうち時間を楽しむコツや、
    自分の「好き」をどのようにしてキャリアにつなげていったのかなど、
    お二人のライフスタイルについてのお話を伺いました。

     

    ワークの時間には各自用意した布で、ファブリックパネルを一緒に作りました。
    参加者は富士市に移住してきた方を含む10名の女性たちです。
    今回も富士市在住イラストレーター・漫画家の小泉智秋さんが参加し、
    グラフィックレコーディング(講座を絵で描く)を制作してくださいました。

    【荒川昌子さんのお話】
    「富士宮市出身で、高校時代を富士市で過ごした後、大学在学中にダブルスクールに通い、
    専門学校で空間デザインなどを学びました。
    その後施工会社に就職し、百貨店のウィンドウディスプレイやVMD(Visual Merchandising
    :ビジュアルマーチャンダイジング、商品を魅力的に見せるような売り場作り)店舗装飾などの
    施工管理に携わっていました。
    もともと『ファッション』と『空間』の2つが好きで、ウィンドウディスプレイの仕事を選んだ
    のですが「もっとファッションの勉強をしたい」と退社。
    雑誌の広報インターンやパーソナルスタイリストアシスタントなども並行し、2014年に独立します。
    現在は『空間』『ファッション』『デジタル』『モノづくり』を軸に、スタイリング・デザイン・
    ディレクションなどを行っています。」

    実家のある富士宮市で、幼馴染が経営しているカフェのスタイリングを担当したことが
    いろいろなご縁につながり、静岡でも仕事をするようになったという荒川さん。
    静岡では、主に企業店舗のリブランディングに際してのアートディレクションやスタイリングを
    しています。東京の仕事は百貨店が主ですが、静岡は個人経営の店舗など、
    依頼人との距離が近いのでとても刺激になるそうです。

    「装飾の案件は、最初にお客様へのカウンセリングを行います。ご希望が形になってきたとき、
    キーワードに対してお客様との間の認識のズレをなくすため、様々なジャンルの画像を用いて
    徹底的にすりあわせていきます。
    例えば『アンティーク』という言葉からイメージするものは、お客様と自分とでは違います。
    そこに生じたズレをなくしていくのです。
    これは私がアートディレクションをさせていただく際も最初にするステップです」

    「独立と同時に始めた百貨店SNSの仕事は、個人で発信していたフェイスブックやアメブロが
    関係者の目にとまったことがきっかけとなり、お声がけをいただいきました」
    荒川さんの現在進行形の案件は、百貨店SNSのライター、コンテンツディレクション、
    コロナ禍による自粛期間が明けてからは、百貨店のコンテンツの動画を中心とした
    新規事業のディレクション、インスタの管理、空間スタイリングや店舗のVMD、
    アートディレクションなど多岐に渡っています。
    コロナ禍による自粛期間中、1か月は東京の仕事がすべてストップし、
    静岡の仕事をリモートで進めていたそうです。

    「パーソナルスタイリストとして独立した当時お客様のパーソナルカラーで花冠を作ろうという
    イベントをしたことで、武蔵小杉の東京スクエアの店舗VMDやみなとみらいのマークイズなど
    商業施設でのイベント企画や運営をさせていただき、
    そこから装飾やウィンドウディスプレイの仕事にもつながっていきました」

    仕事の種類が増えるため、1年ごとに名刺の肩書について見直すそうです。
    「自分の『好き』はもちろん大事。でも、未経験のことでも声をかけていただいたことに
    『やりたいです!』と応えていると、またご縁がつながります。
    自分の好きなことを貫いてきたというより、好きなものの中で得意なことを皆さんが見出してくれて、
    今に至るのかなと思います。また、様々な種類の仕事の中で新しいことに触れると良い流れができる」
    という相乗効果が生まれていると思います」

    「コロナにより、コスメ業界は打撃を受けました。マスクをすることで人前に露出するのは
    眉毛と目周りだけ。リップやチークなどの化粧品は今買わなくていいかな、と考える人が増えました。
    この事態を受けて百貨店が立ち上げた新事業のコスメ情報サイトに携わらせていただいている中で、
    私自身もメイクをする楽しさを思い出し、美容は今だからこそ自分をご機嫌に保つ要素になると
    実感しています。百貨店の薬事に関する表現のルールと品質管理はとても厳しく、
    今もチームでとても苦労している部分です。
    今後はこういったデジタルコンテンツの仕事が増えていくと思います。
    発信者はプロがリアル感やライブ感を演出するよりも、消費者に寄り添う飾らない本物のほうが
    受け手には新鮮に思えるのではないかなと思います」

    コロナ禍の中いろいろな経験をしたことで、就学を控えた息子さんや仕事のことを含め、
    これからの拠点(特に週末拠点)について考えているという荒川さん。
    常に好奇心をもって挑戦し続ける姿に、新しいご縁が引き寄せられているように感じます。

    【遠藤泉さん】
    「富士宮市出身で、高校時代を富士市で過ごしました。絵を描くことが大好きな子どもでした。
    叔父の営む建築事務所によく遊びに行っては、いとこたちと子どもが手を広げても足りないほどの
    大きな紙に夢のお家を描きました。
    自然な流れで家をつくる仕事に興味を持ち、日本の大学を卒業後、ドイツでも学びました」

    大学卒業後は、ご主人の故郷であるドイツのワイマールという街に住んでいた遠藤さん。
    「ドイツでは古いものに価値があり、歴史あるものを大切にする社会性から、
    築100年以上の石造りの家は珍しくありません。
    古い建物にきちんと手を加えて暮らすことは当たり前で、DIYも日常的に行われています。
    美しい街並みを住民が守っていくという観点から、条例が厳しい地域では新築を建てることが
    難しいため、ドイツではリノベーションが主流です。私が勤めていた現地のデザイン事務所の仕事も
    リモデル住宅や店舗のリノベーションがメインでした」

    「ドイツには『愛は胃を通る』という言葉があります。2つ意味があって、
    ひとつは日本でも言われる『好きな人の胃袋を掴め』のドイツ版。
    もうひとつは、家族愛や友愛は一緒に食事を囲むことで育つという意味です。
    ホームパーティーが頻繁に行われるので、常に家が片付いています。
    窓辺やテーブルにキャンドルや花を飾るといった習慣も素敵だなと思っていました」

    帰国後はリフォーム会社のインテリアデザイナーとして、スケルトンリフォーム
    (古い間取りを一旦すべて解体して、新しく作り変える)を扱う部署で働いている遠藤さん。
    日本では増え続ける空き家が問題になっています。住宅ストックの価値を上げる仕事に携わりたいと、
    現在の仕事に就かれたそうです。

    「コロナ禍により在宅勤務をする方などの住み替えが急増し、一時的に落ち込んだ工事依頼が
    以前より増えました。今までは子どものリビング学習のために「小ワークスペース」を望むお客様が
    多かったのですが、在宅ワークスペースが必要となった今、大人のリモートワーク用ミニ書斎の注文が
    増えました」

    「家づくりは、基本的にお客様と実際に会ってお話を伺いますが、最近は建物の3D画像を
    オンラインで共有して確認するなど、デジタルツールを活用して打ち合わせしています。
    暮らし方は十人十色、好みも様々。どのような空間がお客様にとって心地よいのか、
    とにかく何でもヒアリングをして、お客様の「好き」を汲み取れる関係づくりを大事にしています」
    とおっしゃっていました。

    ◎ワークショップ
    ~お気に入りの布でお部屋を飾ろう!「ファブリックパネルの作り方」~

    ●方法(チュートリアルを掲載します)
    ①型紙通りに切った布の上に、キャンバスを裏が上になるように乗せる
    ②キャンバスの縁の上下2辺に両面テープを貼る
    ③両面テープの紙を剥がし、布をキャンバスの縁に巻きつけて貼る
    ④もう片方も同じように貼る
    ⑤残っている左右2辺にも角から角まで両面テープを貼る
    ⑥左右同様に、布を少し斜めに折り込みながら上に持ち上げて貼り付ける
    ⑦布の余りが気になる場合はガムテープなどを上から貼り固定する
    ⑧角の布は、両面テープで貼る、もしくはガムテープやボンド、接着剤でとめる
    ⑨裏返して完成。壁に立てかけたり、フックや画鋲で壁にかけたりしてお部屋に飾る

    ●ポイント
    ・使う布は、型紙ピッタリでなくても、ガタガタしていても大丈夫!
    ・⑥の作業は、一番難しいところ。角をしっかり出すと、キレイに仕上がる
    ・完成したパネルの裏は見えないので、細かい部分は気にしなくても大丈夫!
    ・角の布を処理する際、両面テープは布同士をくっつけやすくておすすめ
    ・パネルはいろいろな大きさがあり、100円ショップで購入できるかもしれません。
    ・パネルにルームフレグランスをかけて香りを楽しんだり、デコレーションやアレンジをしたり、
    思い思いに楽しんでみてください。

    ◎参加者の皆さんに、ファブリックパネルで使用した布選びのエピソードを伺いました。
    それぞれに想い入れのある布を選ばれていて、お話しをする方も聞く方も、
    心温まるストーリーに皆お顔がほころんでいました。
    ・思い出のブラウスを選びました。
    ・子育てが大変でなかなかインテリアまで手がまわらないため、北欧風の生地の
    ファブリックパネルでナチュラルさを演出しようと思いました。
    ・最近誕生した孫(女の子)の雰囲気に合わせて選びました。
    ・こういった機会がないと手芸屋さんには行かないため、あれこれ見て選ぶ時間が楽しかったです。
    購入した生地のどの部分を使おうかと考える時間もわくわくしました。
    ・いつか使おうととっておいた手芸教室に通っていたときの布を使いました。
    ・ナチュラルな雰囲気が好きな娘へのプレゼントに、と考えて選びました。
    ・母が大事にとっておいてくれた中高生の頃にお弁当を包んでいた思い出の布で作りました。

    ◎受講者の方からの質問と答えです。
    Q.SNSの発信はどれくらいのペースですか?【荒川さんへ】
    A.現在、自分のフェイスブックを更新するのは半年に1度ですが、
    以前はだいたい2週間に1度のペースで、本当に伝えたいことがあるときだけ更新していました。
    SNSを見て声をかけていただいた百貨店の方に「根が明るい子が書く文章で、裏表がなさそう。
    どんな方とでもうまくやっていけそうだね」と言われました。
    自分のやりたいことを素直に発信し続けていたことがよかったのかと思います。

    Q.パネルではなく段ボールを重ねて厚くしたような土台でもできますか?
    A.できると思います。木の板でもよいと思います。

    Q.豊富な経験をお持ちのお二人に、お仕事と子育ての両立のコツを知りたいです。
    A.【遠藤さん】
    子どもがいると、1日中部屋をきれいに保つことは難しいので、片付けは1日1回と決めています。
    寝る前に片付けると、寝る前と朝を気持ちのよいリビングで過ごすことができます。
    なんでもとりあえず入れておいて、時間のあるときに片付ける「ポイポイボックス」を
    設置しました。
    夫は自分から積極的に家事をします。その状態を継続して欲しいので、感謝の気持ちを
    オーバーアクションで伝えるように心掛けています。つくりおきしたおかずを活用して、
    日々の食卓を乗り切ることもあります。
    子どもがいながらのお家リフォームやDIYは大変。まずは下駄箱上のスペースや、トイレ、
    洗面所など小さなところから変えていくとやりやすいかと思います。
    【荒川さん】
    夫も事業をしているので、以前は保育園の送迎や家事をほぼワンオペで行なっていましたが、
    途中仕事が忙しくなっていろいろと回らなくなり、
    思い切って「この日は撮影で遅くなるからお迎えからまるっとお願い!」などと
    任せるようになりました。
    その結果、ちゃんとこなして日々の家事も自然に自分ゴトとしてやってくれるようになり、
    今まで勝手に請け負い過ぎていたんだなと気付かされました。
    産後2週間くらいから仕事していたので、実家・義実家の両親、叔母など親族にも頼りながら
    なんとかやってきました。仕事のこともこまめに報告することで、息子の成長も私の仕事の成長も
    一緒に喜んでくれている感じがします。

    お二人のカラフルな経歴のお話からそれぞれに思いの詰まった布を使ったファブリックパネルづくり、
    質問タイムなど濃厚な2時間のワークショップでした。

    受講者の皆さんからはZoomのチャットやアンケートにたくさんのコメントや感想をいただきました。
    その一部をご紹介します。
    ・荒川さんのインスタをフォローしました!
    ・とてもオシャレで素敵なお部屋の写真やドイツのお話とても面白かったです。
    ・家を建てる時に、お二人のような方がいらしたら、とても素敵にできたなあ~と思いました。
    ・子どもが過ごしやすい部屋を目指しつつ、インテリアを素敵に飾りたいと思っていたので
    お話を聞けて嬉しかったです!
    ・インテリアデザイナーさんの話を聞けることはなかなかないので、Zoomならではだと思いました。
    ・デザイナーはモノに対するお仕事と思いきや、人と人との関係を大切にする、対ヒトの仕事である
    とわかったことは大発見でした。
    ・Zoomでの講座は、家で子どもといながら参加することができるのでよかったです。
    ・素敵なデザインの部屋に住みたいと思いますが、なかなか難しいです。今日のアドバイスを参考に、
    部屋を変えてみようと思います。
    ・この講座に参加して、気軽に自分からDIYをするきっかけを掴むことができたように思います。
    ・布集めが好きなので、自宅に眠っている布でまたファブリックパネルを作ってみたいです。
    ・好きなことを仕事にすると、生きていくことが楽しくなりそうですね。
    ・‥‥……‥‥・‥‥……‥‥・・‥‥
    リフレッシュしたり、新しい価値観に出合ったり、何か行動するきっかけを得たりした
    きっかけとなったワークショップとなりました。

    富士このみスタイルでは、これからもあなた好みの生き方、働き方、ご縁や成果をつなげるよう
    各種イベントを開催していきます。ぜひお気軽にご参加くださいね。

    ◆荒川さん公式サイト Daphllel(ダフレル)https://daphllel.com/

  • 舞寿し様「武士のおうち駅弁」プロモーション支援ストーリー

    2020.10.09

    2020年6月にプロジェクトがスタートして約4カ月後、
    ビズホープのディレクションとクリエイターたちの力を集結して
    10月に「武士のおうち駅弁」が満を持して発売となりました。

    毎月の打ち合わせの様子や商品写真や動画の撮影の様子、試食の風景などをご紹介します。

    * * *

    背中に大きく「伊豆修善寺 武士のあじ寿司」と大きく書かれた
    粋なユニフォームがいつもお似合いの、店主武士東勢さんと妻の尚美さん。

    打ち合わせの様子がTVの取材を受けたこともありました。

    WEBと動画担当はWEBデザイナーの栗田さんが担当でした。
    いつも細やかな対応と心配りをしながら、仕事に向き合っておられます。

    厨房での動画撮影について打ち合わせする様子です。

    撮影は窪野晃子さんが担当しました。

    修善寺駅構内の「駅弁 舞寿し」の前と
    駅前の「駅弁カフェ たけし」の前でご家族3人の写真撮影。

    同時に動画も撮っていきました。

    店内では照明を落とし、次々に商品の写真を撮っていきます。

    お皿や敷物は晃子さんが主に用意し、スタッフで話し合いながらスタイリングして進めていきました。

    ロゴとリーフレットのデザインは、グラフィックデザイナーの房村ゆずこさんが担当しました。
    お子さんが小さいため打ち合わせにはリモートで参加しました。

    武士さんはおうち駅弁の発売に合わせ、Instagramをはじめました。
    ビズホープとして、文章の校正や効果的なハッシュタグの提案などをさせていただきました。

    打ち合わせの後にはこんな素敵なおもてなしもいただきました。

    ある暑い日にはカフェメニューにもある、自家製の梅を使った梅サワー。
    程よい酸味の梅のエキスがゆるやかに身体に染みわたる、至福のお味でした。

    こちらは尚美さんがラテアートを施してくださったカフェラテ。
    こんなに心のこもった可愛らしい飲み物を出してくださり、スタッフ一同大感激でした。

    販売を目前に控えた打ち合わせを終了した日には「武士のおうち駅弁」を手づくりさせていただきました。

    炊き立ての伊豆のお米にお酢を混ぜて満足気な表情の寺田。

     

    丁寧に天城の生わさびを回しながらすりおろし、お弁当箱にあじをのせていく栗田さん。

     

    おいしそうな武士のおうち駅弁、完成です!

     

    記念にお二人と写真を撮らせていただきました。

    東勢さん、尚美さん、貴重な体験の場を設けていただき、ありがとうございました!

    * * *

    「武士のおうち駅弁」を注文すると、こちらの箱で届きます。

    熟練の職人技で調理された新鮮な鯵と、厳選した伊豆の恵みが味わえる「武士のおうち駅弁」
    包丁を使わないので、普段料理をしない方やお子さんにもおすすめです。
    ぜひご家族で味わってみてください!

    東勢さん、尚美さん、お母様のひさ子さんも冒頭で登場するつくり方動画も、
    調理前にどうぞご覧ください。

    「武士のおうち駅弁」ご購入はこちらから

    ◆武士のおうち駅弁 公式サイト
    https://ajizushi.jp

    ◆武士のおうち駅弁つくり方動画
    https://youtu.be/wyQ0L2evKy8

    ◆修善寺駅弁 舞寿し Instagram
    https://www.instagram.com/maizushi

    ◆過去のブログ「修善寺の株式会社たけし様 PRプロジェクトが始まりました!(6月23日 )」
    各種お弁当もご紹介しています。
    https://bit.ly/2GE2Vhe

     

  • 舞寿し様「武士のおうち駅弁」プレスリリース配信しました

    2020.10.02

    2020年10月2日10:00、
    修善寺駅前の舞寿し様が発売する「武士のおうち駅弁」プレスリリースを配信しました。

    …─…─…─…─…─…─…─…─……─…─

    @Press(アットプレス)

    伊豆旅気分を味わえるアットホーム駅弁!
    全国の駅弁ファンに愛される“武士のあじ寿司”を自宅でつくれる
    「武士のおうち駅弁」を2020年10月2日(金)より発売!

    https://www.atpress.ne.jp/news/225671

    …─…─…─…─…─…─…─…─……─…─

    ◆武士のおうち駅弁 紹介動画

    同内容のプレスリリースです。
    ぜひご覧ください!