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  • わくキャリセミナー2021 第5回【「ビジネスプラン」まとめ&発表会】レポート

    2021.11.30

    2021年11月24日(水)、長泉町の女性のための創業サポート「わくキャリセミナー」第5回目「ビジネスプラン」まとめ&発表会が南部地区センターで開催されました。

    全5回のわくキャリ最終回の今日は「SWOT分析」「ロードマップ」「マーケティング4P」の記入を経て、ひとりずつビジネスプランを発表しました。

    今回は、有限会社サンディオス代表取締役の津賀由布子さんと第1回講師の札幌市男女共同参画センター 菅原亜都子さんにもアドバイザーとしてご参加いただきました。
    まず、グループに分かれて先に提出していただいた分析をもとにそれぞれのアドバイザーがヒアリングをし、皆さんの相談に応じました。
    そこで発表に向けてのブラッシュアップをしていきました。

    ■発表内容

    Ⅰ 起業を視野に、様々な可能性を模索している方
    ① どんな方のどんな役に立ちたいと思っているのか
    ② いくつかのビジネスアイディア
    ③ そのために、明日から○○していきます。

    Ⅱ ある程度やりたいことが明確な方
    ① 今想像できる事業成功のイメージ・夢
    ② なぜその夢を描くのか
    ③ そのために、明日から○○していきます。
    という内容で簡潔にプレゼンテーションをしていただきました。

    発表内容の一部とアドバイスをご紹介します。(一部省略しています)

    Aさん(Ⅰ 起業を視野に、様々な可能性を模索している方)

    ① 本業が忙しい個人事業主のサポートなど
    子育てをきっかけに仕事を辞めて専業主婦になりました。元銀行員で、融資担当でした。融資の際には、お客様のいろいろな話を聞きます。審査が通ったとき、お客様と喜びを分かち合えることが何よりも嬉しかったです。そのような経験から、今度はお金を貸すのではなく何か違った方法で誰かをサポートしたいと思います。
    ② Instagramの代理投稿
    「有名になりたいけど時間がなく、情報発信も苦手だ」という知り合いの事業者さんの話から、毎日閲覧して更新している自分なら、投稿などを請け負う「代理投稿」で忙しい方のサポートもできるのではないかと考えました。
    ③ Instagramの勉強をしていきたい。
    ハッシュタグの付け方や魅力的で心惹かれる写真の撮り方を研究し、実績を作るためにどこかの店の代理投稿をして自信をつけたいです。

    アドバイス

    ★津賀さん
    ご主人に「(事業を始めることに対して)いいんじゃない?」と言われたとのこと。スタートするために、家族の共感は大切でとても重要なことです。ターゲットと自分の感性が近いことはとても有利です。自分の好きを仕事にできるといいですね。
    ★菅原さん
    実績を作ってください。試しにやってみることが大切です。やってみた後に、「このサービス、いくらだったら買ってもらえます?」などとシビアな意見をもらってください。それを元にパンフレット作成などに取りかかりましょう。無料で小さく始められるものはどんどん挑戦していってください。

    Bさん(Ⅱ ある程度やりたいことが明確な方)

    ① 障がいのある親子の就労支援、学習支援、サポート
    塾のような通過型の支援を通して、将来に悩んでいる家族の助けになりたいと思います。対象は、特別支援級に通うことを決めた就学前もしくは新1年生と、就労を目指している成人の方。ファミリーサポートなどを介して寄り添っていきたいと思います。
    ② 障がいのある方が、特別ではなく平等に生きることができる日常を目指していきたいと思うから
    障がいのある子どもを育ててきた経験から、支援級が通常級とは学習スタイルが違うことを把握しています。福祉関係の情報提供や環境づくりの提案など、保護者が将来を悲観することがないように、子どもに合わせたスタイルで毎日を明るく過ごすための手助けをしたいと思います。
    ③ 研修受講、受け入れ環境の整備、資金相談
    オンライン研修を受講して、日々勉強しています。町内の保育園・幼稚園に案内の掲示をお願いしました。

    アドバイス

    ★津賀さん
    サービスを提供することで、「どのような感謝の手紙をもらえるか」を想像すると、ご自分の仕事のベネフィットが見えてきます。ぜひやってみてください。
    ★菅原さん
    パンフレットを作るためにお客さんにヒアリングをしてみてください。まずはやってみて改善しながらまわしていく「MVP」(Minimum Viable Product)という戦略がおすすめです。
    たくさんの地域の方を巻き込んで味方につけながら、まずは10年続けてみてください。当事者性を兼ね備えていて素晴らしいです。後継者も育てていってほしいと思います。

    Cさん(Ⅱ ある程度やりたいことが明確な方)

    ① 「予防医学を広める鍼灸院」
    様々な資格を習得し、経験を積み、事業をやる前提で長泉町に戻ってきました。「ちょうどいいがいちばんいい」という長泉町のキャッチフレーズに「なにごとにも偏りすぎない」という自分のモットーがリンクしていることに心強さを感じました。今後は他業種とのイベントコラボや、内側からの美を引き出す「美容針」にも力を入れていきたいと思っています。
    ② 「健康のためでも、マッサージなどに1万円も出したくない」という価値観を変えていきたいから
    鍼灸院に通うことで「生活の質と幸福度が上がった」と思ってもらえるように、患者さんの意識改革からサポートしてきたいと思います。住民を笑顔にし、地元に還元したいです。
    ③ 初心を忘れず、日々勉強に励む
    患者さんにとって一筋の光となれるように開院の準備を進めていきます。

    アドバイス

    ★寺田
    Cさんは、生きるオーラが溢れています。患者さんとしては、元気な人に施術してもらいたいと思うもの。多くを受け入れるよりは、気に入って通ってくださる何人かの患者さんと長く向き合っていくといいと思います。美容針は、まだこの辺りにないので新鮮だと思います。
    ★菅原さん
    「価値観を変える・意識を変える」という言葉が印象的でした。そのためには「人を変えていくことに寄り添っていく」という学びが必要となります。ペルソナのことを深く研究してみましょう。「エネルギーがあって、こういう人に寄り添ってほしい」と思われるキャラクターをお持ちなので、それを活かしてみてください。

    その他には、
    ・妊娠中に感じた・経験したことなどを同じような境遇の方向けにSNSで発信する、ウェブデザイナー、ライターなど
    ・小回りが利くことを強みとする行政書士
    といったように、様々なビジネスプランが発表されました。

    津賀さんの講評
    「参加してみようかな」という想いから、今この場にいることは大きな一歩です。
    「買いたいなでもな」「やりたいなやっぱりな
    「でもな… やっぱりな…」をどれだけ潰していくかが重要です。
    想いは謙虚に、でも発信し続けてください。「こう思ってもらえる自分のポイント」をアピールしていってください。

    皆さんの夢が成就することは、次につながる方の勇気にもなります。
    この講座をきっかけに、商工会の皆さんとともに応援しています。
    長い期間、お疲れさまでした!

    ■受講者の皆さんからの感想を紹介します
    ・今後を考えるきっかけになりました。
    ・無料とは思えない内容情報だと感じました。
    ・同じく何かをやりたいと考えている人に出会えました。
    ・ふわふわしていたものが、形になっていくのがわかったので、やる気が上がりました。
    ・皆様の起業の理由を聞けてよかったです。エネルギーを頂けました。
    ・すべて女性の方の中でのセミナーだったので、気持ちが楽でした。
    ・先生にアドバイスいただいたことで、ビジネスプランがまとまりました!
    ・具体的に自分のやりたいことを整理することができました。
    ・今まで「できればな」でいた気持ちを前向きにしていただきました。「セミナーの期限(次回)があるのでそれまでに作成しないと!」と楽しい2ヶ月間でした。
    ・最初はみなさんきちんと意思が固まっている人が多く、参加したことを後悔したこともありましたが、最終的にはモチベーションUPや知識向上につながったので参加してよかったです。

  • 現役アナウンサーに学ぶ!『伝わる話し方』レポート

    2021.11.29

    2021年11月18日
    「富士このみスタイル オンラインで学ぶ・つながる ワークシェア&スキルアップセミナー」
    第4回目を開催しました。

    講師は、静岡で活躍するフリーアナウンサーの小沼みのりさん
    もともと人見知りの小沼さんが、ほぼ毎日初対面の人とどうやってコミュニケーションを取れるようになったかというメソッドや、コロナ禍でオンラインの機会が増えている中でどうやったら映えるか、小沼さんが気になっている日本語の乱れについて話を聞きました。

    静岡県立清水東高校と早稲田大学教育学部を卒業後、岡山放送で報道記者兼アナウンサーに。その後SBS静岡放送16年間勤め、この春フリーアナウンサーに転身した小沼さん。大好きな昭和レトロの情報をインスタグラムなどで発信しています。

    講座では、
    どんな順序で話せば伝わりやすい?
    オンラインでの「映り方」と「マナー」、伝わる話し方(声のトーン、高さなどテクニック的なことも)、正しい日本語について、実際に実践していただきながら、分かりやすくお話しいただきました。
    ◆「伝える」と「伝わる」
    ◆「伝わる」話の基本構成
    ◆「PREPの法則」とは
    ◆常に「いま何の話をしているのか」明確に

    ●ペアワーク
    相手のことを5分でインタビューし、1~2分でまとめ、全員の前で「伝えて」もらいました。

    【小沼さんからのコメント(一部)】
    ・表情が素晴らしい。笑顔が素敵はコミュニケーションの最大の武器。
    ・メモを見ず前を見て、みんなに伝えようという姿が合格。
    ・パーソナルなところも聞きだしていて、実感につながる伝え方ができている。
    「私が意識しているのは、話す3割、話す7割。バンバンしゃべるだけでなく、例えて言うとエアコンみたいな、みんなの会話がスムーズに回っていくような役割・存在でありたいと思っています」と小沼さん。

    オンラインでの「映り方」と「マナー」については、
    ◆今、コロナ禍でコミュニケーションの大半が二感になりつつある。
    オンラインコミュニケーションは二感「視覚・聴覚」のみで勝負!
    ◆オンラインで映えるコツ
    ◆「メラビアンの法則」とは
    ◆笑顔はコミュニケーションの基本
    ◆「視覚情報」映り方を味方につける!

    続いて、伝わる話し方では、
    ◆「伝わる」話し方とは
    ◆美しい日本語のすすめ10項目
    などなど、小沼さん、今日から使える盛りだくさんの内容をありがとうございました!

    【参加者からの感想】
    ・メラビアンの法則を子供たちにも教えたいと思いました。
    ・「空調でありたい」という話が印象に残り、今の自分に必要だと思いました。
    ・初対面の人と会うと、緊張して笑顔が消えてしまうが、どうしたらよいか?
    ⇒目だけ笑おうとすると、不自然になってしまうので、普段から口角をあげていると自然とその顔になる。オープンでいるという姿勢を見せるのも大事。必要以上に丁寧に接しすぎると壁を作ってしまうので、お茶目なことを言ってみてもいいかも。
    ・具体的なことも交えながらでとても分かりやすかったです。接客業なので即実践できそうです。
    ・マスクをしていても笑顔でいることを心がけていきたいと思いました。

  • クックパッドの皆さんと日本平のオリーブ農園「クレアファーム」さんに伺いました

    2021.11.20

    富士山と空とのコントラストが見事だった11月のとある日、クックパッドの小竹貴子さんと娘さん、社内の同じチームの皆さんお三方と一緒に、静岡市の日本平に広がるオリーブ農園 CREA FARM (クレアファーム) さんに伺いました。

    3ヘクタール(サッカーコートでいうと約4.5面)もの広大な土地に広がるオリーブの木。
    これほど豊かに実がなるオリーブ畑は世界的に少ないそうです。

    クレアファームさんは質の高いオリーブや地域と連携した取り組みのユニークさが注目され、これまでに日本テレビ「満天☆青空レストラン」やテレビ朝日「食彩の王国」、朝日新聞や日経MJなど国内外の多くのメディアに取り上げられています。

    耕作放棄地だったこの場所で2015年からオリーブの栽培を始めたのは、同市で司法書士事務所を経営する西村やすこさん

    「地域に新しい価値を作り、次世代につなげる」ことをポリシーに掲げ、地域活性のために農園事業に邁進されています。

    西村さんのおすすめで、生のオリーブを試食しました。

    渋みが強いと伺っておそるおそるでしたが、それよりもオリーブのまろやかでジューシーなエキスが口の中に広がりました。

    収穫後の作業を手伝う小竹さんの娘さん。
    手際よく実と小枝などを分別していらっしゃいました。

    ぽかぽか陽気の中、富士山をバックに撮った記念写真。

    農園を後にして向かったのは、清水駅近くの瀟洒なホテル「ホテルクエスト清水」のイタリアン「レストランクオモ」さん

    季節感を感じる前菜やメイン、パスタなどおいしいイタリアンをいただきながら、西村さんが各種オリーブオイルを試飲(試食)させてくださいました。

    苦味の強いもの、さらりとした喉越しのもの、スパイシーなものなどそれぞれに個性があってオリーブの奥深さを感じたひとときでした。

    お腹も心も満たされたあとは、静岡駅から徒歩5分の場所にあるオリーブオイル専門店、CREA TABLE(クレアテーブル)さんへ。

    試飲後に、好みのオイルやレモン・ガーリック・スモークなどのフレーバーオイルをはじめとした関連商品を購入されていた皆さん。

    静岡で世界的に優れたオリーブを栽培していること、その目的は地域活性化でもあることを多くの人に知っていただきたいと心から感じた、オリーブづくしのいちにちとなりました。

    西村さんからは皆さんにお土産として、の時期だけに味わえる幻のオリーブオイル クレアファーム・静岡産ノヴェッロ(新油)「1st DAY OF HARVEST OLIVE OIL」のプレゼントをいただきました。

    写真は左:プレスリリースよりお借りした画像/右:寺田が個人的に購入した品です。
    ※現在は販売しておりません

      

    お忙しい中時間をつくり、心温まるおもてなしをしてくださった西村さん、東京から新幹線で足を運んでくださったクックパッドの皆さん、豊かな時間をありがとうございました。

    *現在クレアファームさんでは、藤枝市で4.2ヘクタールの農園を育成、整備中です。

    2017年に藤枝市・地権者・クレアファームさんの3者による「藤枝仮宿オリーブ産地化協議会」設立を設立し、今年には食と農のテーマパークをつくる「藤枝オリーブパーク事業」というまちづくりの取り組みを始動したそうです。

    藤枝農園ではサポーターを募集しています。
    オリーブの栽培を通じて食を愉しみ、さらには人との交流や街づくりにも関わる魅力的な活動です。
    ご興味を持たれた方はぜひチェックしてみてください。
    (詳しくは公式サイトをご確認ください)

    ◆クレアファーム 公式サイト
    *オンラインショップ「クレアテーブル」もこちらからどうぞ
    https://creafarm.jp/

    ◆プレスリリース
    旬の時期だけに味わえる幻のオリーブオイル クレアファーム・静岡産ノヴェッロ(新油)
    1st DAY OF HARVEST OLIVE OIL」を限定発売
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000078419.html

  • わくキャリセミナー2021 第4回【起業の第一歩!事業の軸を決める「ビジネスプラン」を書いてみよう②】レポート

    2021.11.18

    2021年11月10日(水)、長泉町の女性のための創業サポート全5回の「わくキャリセミナー」第4回目がオンラインで開催されました。

    「起業の第一歩!事業の軸を決める「ビジネスプラン」を書いてみよう②」というテーマで、講師は前回に引き続き有限会社サンディオス代表の津賀由布子さんお迎えしました。

    まず前回の内容の振り返りをしました。
    そのあとブレイクアウトルームでグループに分かれ、先に提出していただいた分析「SWOT分析」「ロードマップ」「マーケティング4P」をもとにそれぞれのアドバイザーがヒアリングをし、皆さんの相談に応じました。
    そして次回の発表に向けてブラッシュアップしていきました。

    ◇本日から受講されるお二人に、この講座を受講する理由などを伺いました。
    ・オンラインや教室で地域の手助けをしていきたい、何か始めたいという気持ちがある
    ・専門知識を活かして、申請等の事務手続きを行っていきたい

     

    ◇アイスブレイク

    講座に入る前に、皆さんで「最近感動したこと・今の気持ち」について語り合いました。
    ・昨晩夜更かししてしまい、眠いです
    ・資金の問題を考え、理想と現実は違うなと痛感してしまいました
    ・緊張してワクワク、ドキドキしています
    ・Zoomが上手くつながって良かったです!
    ・子どもが寝てくれたので、今日は落ち着いた環境でじっくり受講できそうです

    ■前回の内容の振り返り

    Q.ビジネスプランとは?
    事業を実現するために計画を立てること、計画そのもの

    Q.なぜ必要なのか?
    実現可能な事業を設計しやすくなり、課題が見えてくる
    協力者の理解を得られやすくなる

    Q.ビジネスモデルとは?
    誰に、どのようなものをいくらで販売していくか

    Q.収支計画とは?
    そのために必要な資金・経費や予想される収益

    以上のことを
    「SWOT分析」(自分の強み・商品の魅力)
    「ロードマップ」(お客様の見込み)
    「マーケティング4P」(実現し、継続できるか)
    記入することにより整理し、探っていきます。

    そしてそれをもとに
    「自分の強み、内外の環境を分析する」ことから始め、だんだんと視野をせばめ、具体的に「どこで、誰に、どんなサービスを、どのように展開するのか」を決めていきます。

    ■発表内容

    ★起業を視野に、様々な可能性を模索している方
    ① どんな方のどんな役に立ちたいと思っているのか
    ② いくつかのビジネスアイディア
    ③ そのために、明日から○○していきます。

    ★ある程度やりたいことが明確な方
    ① 今想像できる事業成功のイメージ・夢
    ② なぜその夢を描くのか
    ③ そのために、明日から○○していきます。

    「何のために事業を起こすのか、誰のため、どんな役立ち?」
    このことを自分自身に腹落ちさせ、最終回の発表につなげていってください。
    自分が楽しみながら、人の役に立てていることをかみしめる。皆さんがそんな未来に向かっている姿を、皆さんの夢を、ぜひ共有させていただきたい。
    次回の発表、楽しみにしています。

    最後に皆さんと一緒に記念写真を撮りました!

    ◇受講生の皆さんからの感想をご紹介します。
    ・あっという間の2時間でした。中途半端で進めている自分に気が付きました。自分は猪突猛進型であることを認識。注意しなくてはなりませんが、止まっていては進まないので慎重にやっていきたいと思います。
    自分では気づけなかった長所を教えてもらうことができ、問題点も分かってきました。
    ・すごくためになる時間でした。今までざっくりとしか考えていませんでしたが、いいアドバイスをいただいて後押ししてもらえたように思います。「ライスワークとライフワーク」という言葉が印象に残っています。「やるしかない!」と思っています。
    ・まだ自分の中で、やりたいことが漠然としていますが、いいアドバイスをもらえて自分の中でも刺激になりました。
    ・実際に貴重な話をいただきました。他の参加者さんの刺激を受けました。アドバイスをいただけて、いろいろな気づきがありました。
    ・頭の中で複雑に考えすぎていたことを津賀先生にまとめてもらえました。発表までにしっかりと自分の言葉にできるようにしたいと思います。
    ・具体的なお話をすることができ、考えがまとまってきました。
    ・専門家にお願いしたほうがいいところを伺いたいです。
    ・自分にはない視点の話をして頂けました。仕事を頑張ろうと思いました。
    ・皆さんの起業を決めた時の気持ちを伺いたいです。
    ・夢を実現するために、今できる勉強に励もうと思いました。

     

     

  • コツを学んで即実践! はじめての書き方講座 レポート

    2021.11.15

    2021年11月4日、
    「富士このみスタイル オンラインで学ぶ・つながる ワークシェア&スキルアップセミナー」
    第3回目を開催しました。 講師は、編集者の日野なおみさん

    『日経トレンディ』『日経ビジネス』などの雑誌から『すみません、ほぼ日の経営。』『宝くじで1億円当たった人の末路』『誰がアパレルを殺すのか』ほか多数の話題作を手がけてこられた書籍編集者である日野さんから、「はじめての書き方講座」と題し、仕事をするうえで役に立つ「書くスキル」と心持ちを学びました。
    人と人をつなぐ、編集者の仕事内容もお話しいただきました。

    日野さんは冒頭で、
    「新型コロナウイルスが蔓延するようになって以来、『書く』仕事は、全国どこからでも仕事ができるなと感じていました。ですので、今日は参加者の皆さんがその一歩を踏み出せるようなところまでお話しさせていただければと思います」
    と、ワクワクするメッセージを下さいました。

    【今回のゴール】
    ❶「書く」の理解を深める
    そもそも、「書く」とはどういうことなのか。
    改めて定義し直し、整理していきます。
    ❷「書く」の最初の一歩を踏み出す
    「書く」って意外と、ハードルが高くありません。

    『書く』を中心に多彩に活躍されている日野さんが、ご自身の実体験に基づいて話してくださいました。
    「今は書籍の編集者として『書く』『直す』の日々です。書籍の企画をしたり、発売後の書籍をプロモーションしたりしています。でも圧倒的に多いのが、『書く』と『直す』仕事です。
    でも、実は、原稿そのものが「めちゃくちゃ上手」というわけでは、決してありません。苦手ではありませんが、いまだに書くのが好きとか得意と思うことはありません。
    それでも『書く』『直す』を生業に、言葉を使った仕事に従事して20年弱になります」

    【グループトーク❶】
    「書くのが好きではない」という言葉に驚きです!
    そこで、「なぜ日野さんが『書く』のが好きではないのに、この仕事を続けてこられたか」をお題として、アイスブレイクもかねてブレイクアウトルームで話してみました。
    *皆さんの答え
    ・「人に何か伝えたい」という熱い気持ちがあったり、書くことを続けていたりする中で慣れてきたのでは。
    ・書く仕事をされていますが、話がお上手な印象を受けました。話をするようにお書きになったり、頭の中で整理されたりするのが得意なのでは。書くことにそこまで身構えなくてもいいのかなと感じました。

    「皆さん、まさにこれから話そうとしていたことの『2つの柱』を伝えてくださいました。
    入社して数年、私自身は書くのがすごく苦手で、私が来るとデスクがみんな嫌がる時期がありました。『また日野か。原稿直さなきゃいけない』と。それは私自身に苦手意識があったから。それが、3年目くらいでふっと抜けたときがありまして。この経験が今日お伝えすることのヒントになるのかなと思います」

    ●多くの人が「書く」に苦手意識をもっているようです
    ・うまく書けるか不安
    ・書き手のセンスが問われそう
    それを証明するように、「書く」ための本はニッチなのにすごく売れています。
    書くことに苦手意識を抱いたり、学ばないといけないと感じたりしている方が多いようです。

    ●私たちは毎日「書き物」を読んでいます
    耳から入る情報や動画もありますが、新聞、チラシ、ニュース、メール・・・かなり書き言葉に囲まれて暮らしています。

    ●毎日読んでいる「文章」を、上手/下手と評価していますか?
    →していません。単に情報として受け入れているのでは。なぜなら、情報が的確であることが一番大切だからです。

    【「書く」には3種類あります】
    (1)揺さぶる
    小説やエッセイ、ノンフィクションなど、読者の心を揺さぶることが目的。喜怒哀楽などをよびさまして心を揺さぶります。
    noteで文章を書かれている岸田奈美さんが感動的な文章を書かれています。いろんな事件が毎日いっぱい起きて、日々のことをつづっています。ただ、普通の人が揺さぶる内容を書くのは大変です。
    (2)役立つ
    雑誌やウェブの特集記事や書籍など、「役立つ」情報を伝えることが目的。学びを与えるものなども。
    日野さんは日経トレンディ時代、読者に役立つ情報を伝え続けていたそうです。ネットの評価制度がない時期だったので、白物家電ボーナス商戦特集では食洗器のテストなどをやって結果を載せていました。
    (3)伝える
    必要な情報を的確に伝えることが目的。抜け漏れなく、正確に情報を伝えることが大切。
    すべての情報の中で、(1)(2)に比べて圧倒的に多いです。新聞でもチラシでも、正確に事実を伝えることが大事です。

    ◆「書く」の難易度
    伝える<役立つ<揺さぶる

    ◆社会的なニーズは
    揺さぶる<役立つ<伝える
    *普段接している情報は「伝える」。「揺さぶる」は嗜好品です。

    ◎「伝える」が「書く」の第一歩!
    「最初から誰かの心を揺さぶろうとすると身構えてしまいます。自分の色を出す必要はありません。私が入社3年目くらいで苦手意識が抜けたのは、『自分』という意識を消した、つまり読者にどういった情報を伝えるかだけに集中したからだと思います。伝えたいことの優先順位が明確になってきて、そこから苦手意識が消えていきました。一番大切なのは、情報の媒介者になって、正確に伝えることです。
    書き手の個性を出したり、独自の視点を出したりする必要はなく、取材や情報の中から必要なものをきちんと伝えていくのが第一歩です」と日野さん。

    【「書く」を仕事にする】
    ●「書く」を仕事にする…ライターにはどうやってなれる?
    肩書にライターと書いた名刺を作れば、なれます。資格不問、キャリア不問。本業でも副業でもOK。出版社の立場でいうと唯一必要なのは、「これまで何を書いてきたか」。
    コロナ禍になってから顕著なのは、書く仕事は住む場所を問わないということ。取材もオンラインになってきているので、全国各地でライターが活躍しています。参入障壁としては低く、誰でも入れるのがいいところです。

    ●「ライター」と「編集」の違い
    【発行元】どこに書くか。メディア・出版社・企業・自治体・団体など
    メディアや出版社ならば、自社のサイトや雑誌などで特集やインタビューなどを掲載。企業や自治体、団体も最近は「オウンドメディア」という自分たちのメディアを運営。
    【編集者】特集や記事の企画・取材依頼・交渉など
    メディアや出版社ならば、特集や記事を企画し、取材先にアポイントを入れ、記事執筆や撮影などを担当。記事が世の中に出るまでの一切を差配。プロデューサー的存在。
    【ライター】記事の執筆
    主に編集者などからオファーを受けて、テーマに合わせた記事を執筆。編集者と一緒に取材に行くこともある。自分から企画を売り込むことも。
    〈料理に例えると・・・〉
    ・取材先=料理の素材(新鮮野菜・お肉)
    ・ライター=料理人
    ・編集者=メニューや営業を考える戦略者。
    *書く仕事、伝える仕事は多いわりにライターは少ない。
    *大手メディアも編集者はいてもライターがいないという状況。

    ●「書く」を仕事にする最初の一歩は?
    最初の「実績」、まずは「note」でOK。
    〈例えばこんな内容で〉
    ・感動した本の要約
    自分が読んで感動した本や映画の要約や感想文など
    ・イベントのまとめ記事
    参加したオンラインイベント(対談や講演)のまとめ記事
    ・得意な分野のお役立ち情報
    自分が詳しい分野のお役立ち情報
    「お願いする立場からすると、その方がどんな文章を書くのかがわからないと不安です。最初から大手メディアに書いたことがあるのが実績でなくてOK。判断材料としてnoteは最適。売り込みも増えています」と日野さん。

    ●SNSを活用してみる
    ・自分が興味のあるインターネット上のコミュニティなどに参加する。
    ・自分がまとめたnoteの記事をTwitterなどで公開。
    ・「note」の記事などを書いたら、メディアや著者に@を付けてメンションするといい。著者や編集者が見る可能性は高い。
    *取材依頼もTwitterのDMできたりする時代。ビジネス系ならリンクトインもおすすめ。
    https://jp.linkedin.com/

    「メディアの中の人たちは、ネットなどを通して、お仕事をお願いできるライターさんを探しているくらい、書く仕事はニーズが高まっています。音声メディアもありますが、最後は文字に残したいというニーズもあります。動画で1時間半のイベントを文字で読みたい需要もあります。
    また、書く仕事は時間に拘束されないという利点もあります」と日野さん。

    ・寺田コメント
    「私たちもオンラインセミナーの賑わいを伝えるために、グラレコ(グラフィックレコーディング)と詳細なレポートを残しています。これらはイベントにとって欠かせない存在となっています。富士は家族の転勤で移住してくる女性も多いので、手に職をと考えるときに、ライターの仕事は候補になると思います」

    【グループトーク❷】

    テーマ「もし第一歩を踏み出すなら、何からスタートする?」
    *皆さんの答え
    ・まず、何を発信したらいいのかを考える(ヨガで学んだこと、家事のことなど)
    ・ライターは遠い世界の人だと思っていたが、お話を聞いて自分もやってみたいと感じた。
    「今回のゴールが第一歩を踏み出すことなので、そう言っていただけて嬉しいです。ライターは遠い世界の人ではなく、主婦業をやりながらとか複業の人もいます。住んでいる場所も東京に限らないので、たくさん仕事があります。仕事のきっかけはどこから生まれるかわかりません。発信することが糸口になります」と日野さんからメッセージをいただきました。

     

    【「書く」Tips】
    ●「書く」の大原則
    実は、難しくありません。大切なのは、「読み手」の立場になること!
    書き手の自分ともう一人「読み手」の自分を持つこと、これが一番大事です。
    ●「伝える」「役立つ」を最初に意識しよう
    文章は、シンプルなほど読まれやすい。
    情報を盛り込みすぎず、「整理」が大事。読者にとって何が必要で、何が役に立つのかを意識しましょう。「足し算」よりも「引き算」のイメージで。

    ◆Tips①― 主語と述語を明確に
    主語と述語がズレているケースは多数。主語・述語を整理するだけで、すんなり頭に入ってくるようになります。

    ◆Tips②― 一文は、短くする
    一文が長くなりすぎると、それだけで伝わりづらくなります。思い切って、一文40~50字で終わらせるイメージで訓練してみましょう。文章が長くなるなら、真ん中に「。」を置きましょう。

    ◆Tips③― 忘れてはいけない5W1H
    「伝える」記事に必要なのが5W1H。誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように。

    ◆Tips④― 形容詞と副詞は減らす・・・感情が入ってくると増えやすい!
    原稿を書いていると、つい増えるのが形容詞と副詞。執筆段階では推進力になることは間違いありません。けれど、多用しすぎると読みづらくなってしまいます。一度書いた原稿を読み返して、形容詞と副詞が多すぎるようなら減らしてみましょう。特に「伝える」「役立つ」の場合はすっきりします。

    ◆Tips⑤― 接続詞も減らす
    形容詞と副詞と同じように増えるのが接続詞。「だが」「しかし」「さらに」「それも」などが多用されると、読みづらくなってしまいます。こちらも多いなら減らしましょう。

    ◆Tips⑥― スケルトン(骨組み)をつくる
    いきなり書き始めるのではなく、まずは箇条書きでもいいのでどのような文章の構成になるか書き出してみる。設計図。とても大事!手書きでもパソコンでもOK。
    原稿を書いている途中で迷子にならないので便利。

    ◆Tips⑦― 読者の立場で読み返す
    原稿を書き上げたら、必ず読み返しましょう。この時のポイントが「書き手」の立場で読むのではなく、一旦頭を空っぽにして、「読者」の立場で読んでみること。書き上げた直後ではなく、一日置いて読んでみてもよい。ご家族に読んでもらっても。

    ◆Tips⑧― プロのワザを盗もう
    第一線のプロフェッショナルがどのように仕事をしているのか。初心者にとっても役立つ情報が盛りだくさんです。
    【参考書籍】
    「聞く技術」―宮本恵理子著(日野さんも編集を担当)
    「取材・執筆・推敲 書く人の教科書―古賀史健著

    ◆Tips⑨― 意識するのは変化とギャップ
    何を書いたらいいのか分からない。そんなときは「変化」と「ギャップ」を気にしてみましょう。変化が起こったときに、ニュースや伝えるべきことが出てきます。「変化」や「ギャップ」があると人は興味を示します。

    ◆Tips⑩― 書き手の感動が原動力になる
    変化やギャップ、驚きやおもしろい発見を見つけたときの「感動」を大切にしてください。原稿とは正直なもので、「伝える」「役立つ」という機能重視の文章であっても、書き手の温度感はなぜか伝達してきます。いつも豊かな感受性を育むようにしてください。

    ◆Tips⑪― 締め切りを守ろう
    原稿は手を掛けるほどよくなります。だからといって、締め切りを超えるのはNG。記事が出るまでにはさまざまなプロが関わっています。原稿が上がってこないと進められません。クオリティよりも締め切りを守ることが重要です。

    ◆Tips⑫― 企画が立てられると仕事が増えていく
    編集者に企画を提案できるライターさんは仕事がどんどん増えていきます。
    原稿を書き、掲載する先のニーズを見ながら企画を提案できると尚よいです。

    ◆Tips⑬― 「書く」ことは幸せの量をふやすこと
    書いて伝えることとは、幸せの量を増やすことでもあります。取材された人、それを手に取る読者、掲載する媒体、それによって変革する社会や企業・・・。
    あなたにとって「書く」とは何かということを、考えてみると、きっとよりやりがいをもって書けるようになるはずです。

     

    【質問タイム】
    Q.書くときに感情が入ってしまうことがあるが、それは習うより慣れるもの?
    A.感情は大事にしてください。心を揺さぶられた部分が原稿に反映されるとおもしろい読み物になります。ただ、ひとりよがりにならないように。自分の目線で書きながら、読者の立場にもなるなど、いったりきたりしながら書きましょう。まったく知らない人にどういう順序でどういうふうに伝えたらいいかを考えてみてください。

    Q.読みにくい文章と読みやすい文章があります。その違いは?
    A.「読みにくい文章」とは一文が長かったり、主語と述語がバラバラだったり、読み手側があれ?と考えてしまうものです。なるべく読み手に考えさせないで、すっと入ってくる文章がよいです。※後半で基本やテクニックをお伝えします

    Q.営業の仕事をしている。コロナ禍で状況は厳しいが消費者には自分の書いたものを読んで前向きになってほしい。発信する際の味付けみたいなヒントがあれば教えてほしい。
    A.情報発信の仕方がポイント。ただ、無理やり揺さぶるところまでもっていくより、そのものの魅力を「伝える」ことが大事です。コンテンツとして素晴らしいものをもっているなら、それをどう伝えるかです。人間は実利的な生き物なので、揺さぶる前に「役立つ」情報を提供しましょう。

    Q. noteやSNSなどで発信する際、テーマを絞ったほうがよい?
    A. 自分の気になったことでよいので、テーマは幅広くてOK。いろいろなテーマで書いていると、どういったものへの反応がよいかがわかってきます。トライ&エラーで、テーマでバズったバズらないがわかってきます。

    Q. スケルトンを作る際のテンプレートや雛形みたいなものはありますか?
    A. メモ帳に箇条書きでOKです。

    Q. 日野さんが文章を書くときに最後まで読ませるために工夫していることがありますか?
    A. 前振り(冒頭)を長くしすぎない。役立つことや、ギャップ、驚きを盛り込むこと。最後まで読み切る人は買った人の中で半分もいません。だからこそ編集者は1章、2章に力をかけています。本題に早く入っていきましょう。
    書いた文章はすぐに仕事にすることをおすすめします。プロがリライトしてくれます。

    Q. 読み手によって書き方は変えますか?ファンづくりのコツなどありますか?
    A. 書き方は変えていっていいと思います。特にスタイルにこだわりがなければ試行錯誤しながらやってみましょう。
    ファンづくりについては、SNSをうまく使い、読んで知ってもらう努力をするとよいでしょう。おのずとファンはついてきます。まずは出会いを増やしていくことが大事です。

    Q.プロフィールには何を書いたらよいですか?
    A.なるべくご自身のキャラクターがわかる経歴、書いてきた記事の内容などがわかるとよいです。例えば、移住者としての記事を書いてみるなど。
    プロフィールから始まるきっかけづくりをしましょう。しっかり書いてあるとお願いするほうも安心します。

    【参加者からの感想】
    ・今自分に必要なことはSNSの活用だということに気づけました。実際に行動したいと思います!
    ・ライターの仕事は難しいものだと思っていましたが、壁が低いことに驚きました。家でできるお仕事として、考えてみます。自分の視点より、読み手の視点。これからの発信を意識していきます。
    ・ライターの仕事を広げていきたいと思ったときに、どうすればいいのかと悩んでいたので、やれることはあることがわかってよかったです。また、最近うまく書こうと思いがちだったのが、基本の感覚に戻れた気がします。
    ・「書くことに個性はいらない、まずは伝えること」というお話に、気負うことなくハードルを下げてかくことができそうだと思いました。
    ・情報発信の仕方が勉強になりました。スケルトンを参考に文章を作ってみようと思います。